パン野ゆりのぶらりパン歩き 有名ミシュラン店発! 大阪「QUOI」のパンで至福のランチ
おいしいパンを求めて世界中どこまでも! パン愛にあふれたモデル山野ゆり改め“パン野ゆり”が、話題の新店から知る人ぞ知る逸品まで、津々浦々パンの世界を独自の視点でお届け。今回は、大阪の人気レストラン「La Cime」がオープンしたベーカリー「QUOI」のパンをいち早くお試し!
こんにちは。
最近暖かいですね! ドラクエウォークにぴったりな季節です。ギガントドラゴン覚醒なるか?? パン野です。
今回は大阪のミシュラン二つ星レストラン「La Cime」がベーカリー「QUOI」をオープンしたとのことでレポートいたします。
5月15日。大阪市中央区瓦町、ラシームの2軒隣にオープンしたQUOI。
「QUOI」とは、フランス語で「何」という意味。
新しいことや慣れ親しんだことに常に疑問を持ち続け、それぞれの違いや興味共有し理解しながらさらに新しい文化を育みたいという願いが込められているそうです。
(左上)大きめサイズのクロワッサン
(右上)ベーグル3種類はセットです
(左下)こちら何者!? 驚くなかれ、カレーパン。
(右下)パンに合わせるフィリングは上からトムヤムクン。甘味の黒砂糖。イチゴとブルーベリー。
今回私が頂いたのはクロワッサンとベーグル、カレーパン。+3種類のディップ。
こちら、大阪へ行かなくとも! いずれオンラインで全国どこへでもパンをお届けしていただけるというのが何よりパン好きさんへ朗報です♡
QUOIのパンを主役にパンランチを開催したのですが、さすがレストランのパンということで底力がすんごい。
どんなお料理にも邪魔にならないのに、パン自体のおいしさゆえに存在感が抜群!
そのままでももちろんおいしいのですが、ディップでアレンジしたり、お料理に合わせてパンをいただくのがとても楽しい♡
早速紹介していきましょう。
まずはこちら。
じゃーん!カレーパン♡
カットするとほんのりイエローカレー色。
香りもふんわりとカレーだぞ。
このパンには度肝抜かれました。厳選したスパイスを生地に練り込んだ今までにはないカレーパン!
しかもね、食感がね、パウンドケーキ♡
しっとりした食感が神がかっています。そして鼻に抜ける香りは正しくカレー。
抜群に好みです。
本来カレーパンは「カレーを包んだ揚げパン」って、所謂ガリガリな食感とか心地よい油っぽさとか、決まったイメージがあるじゃないですか。それが全く違うアプローチのカレーパン。
驚きです。
驚かざるを得ません。
そのまま食べても本当に美味しいのですが、トムヤムクンと生ハムを一緒にいただいてみました。
これがまた合うーーーーー!!!合うのよ!!
トムヤムクンのペーストは濃厚でエキゾチック。トムヤムクンが完コピされてペーストになっているのですが、この再現度ってあり得ますか?っていうほど、トムヤムクン。
パンチ強めなトムヤムクンペーストを優しい食感のカレーパンに塗り塗り。上に生ハムを乗っけたら立派な一皿料理の完成。
続いてはベーグル。お味はプレーンと岩塩とゴマの3種類があります。
このベーグル、エアリーでお料理に合わせやすい! 軽くてモチモチした食感にそれぞれのお味が付いているのですが、生地自体は噛めば噛むほど甘味がふわり。
国産小麦粉、塩、グラニュー糖、モルトに、少量のイーストを使い、低い温度で長時間寝かせることで粉の風味を最大限に引き出しているんだとか。
胡麻のベーグルに卵と生ハムとグリーンをサンド。もちろんサンドイッチにも◎ なのですが、このゴマのベーグルは和の素材(きんぴらとか!だし巻き玉子とか!)とも相性が良さそう。
軽くトーストして自家製ディップと一緒に食べても絶対絶対間違いない♡
最後に紹介するのはクロワッサン。
原材料は、カナダ産、アメリカ産をメインに、フランス産小麦粉、塩、グラニュー糖、イースト、牛乳、バター・水のみを使ったシンプルなクロワッサン。サクリと軽い歯切れの良い生地は終始バターの香りでいっぱい‼︎
シェフのオススメの食べ方は「切らずにそのまま大胆にカフェラテにつけて食べてお召し上がりください」とのこと。
芳醇なバターをしっかりと感じつつ、空気のような軽さがあるので何個でも食べられてしまいそう‥‼︎
私はクロワッサンに黒糖のディップを添えていただいたのですが、甘味が濃くてとてもおいしい! デザートを食べているかのような贅沢な気持ちに浸れました。
QUOIのパンをお供に口福なランチタイム♡
ぜひ皆様も楽しんでみてくださいね!
QUOI
住所/大阪府大阪市中央区瓦町3-2-13
営業時間/水〜日 11:00〜19:00
定休日/月・火
URL/https://quoiq.com/
Instagram/@quoi_japan
Photos & Text: Yuri Panno