パン野ゆりのぶらりパン歩き パンもクレープも! 恵比寿「繁邦」で幸せな朝時間
おいしいパンを求めて世界中どこまでも! パン愛にあふれたモデル山野ゆり改め“パン野ゆり”が、話題の新店から知る人ぞ知る逸品まで、津々浦々パンの世界を独自の視点でお届け。今回は恵比寿のベーカリーカフェ&レストラン「繁邦」をレポート。
こんにちは! ドラクエウォーク、キラーマジンガー降臨! ドラクエモンスターズも大好きなのですが、キラーマシーン2よりキラーマジンガーのが好きなタイプです。パン野ゆりです。
今回は恵比寿にオープンしたばかりの「繁邦」さんへお邪魔しました♡
あの人気ベーカリーから生まれたベーカリーカフェ&レストラン!
恵比寿駅から徒歩3分ほど、朝9時からモーニングを楽しめる繁邦。「しげくに屋55ベーカリー」のパンがテイクアウトできるだけでなく、イートインメニューも豊富なのですが、オーナーさんのご子息がお料理を担当されているそう(パンで繋がる夢のような家庭環境)。
テイクアウトのパンは15時まで、夕方の17時〜は夜の営業に切り替わるのだとか。
ワインも豊富で、夜はお料理に合わせてパン飲みができるみたいですね。
ほうほう。要チェック。
店内はカウンターとテーブル席もあり、家族や友人と一緒はもちろん、1人でも使い勝手良し◎
用途が多いこういうお店って本当に重宝するんですよね。恵比寿の駅近って本当ありがたし。
気になるイートインメニューはスープとパンの繁邦セットの他、オープンサンドやクレープ(‼︎)も。
朝から贅沢にパンの食べ比べが出来る繁邦セットとクレープをオーダーしてみました。
わくわく。早速食べましょう。
日替わりのパンとスープのセットで心温まる朝を
まずは繁邦セット。
ミネストローネと日替わりのパンが付くのですが、この日はバゲットとフォカッチャ、くるみといちじく(ブラックペッパー)のラインナップにバターとりんご蜜が添えられています。
まずは温かいスープをいただきましょう♡
サラサラとしたミネストローネは優しくて上品な味わいに驚き!トマトの酸味は丸く、自然な甘みとベーコンやお野菜の旨味がギュッと凝縮されたスープ。リーンなパンに合うのはもちろんですが、スープ単体だけでクイクイ飲み進んでしまうおいしさ。
繁邦のバゲットは小麦粉違いで2種類あるのですが、この日は北海道小麦のバゲットを。
バリッとしたクラストは小麦の香りが力強く、クラムのパン本来の混ざりっ気ない美味しさに気づきます。
色んな(パンとの)出逢いがあったけど、結局、ハード系に戻っていく感覚……好き。
みたいな。朝から頗る気持ちが良いぞ。
フォカッチャもヒキが強い。「食べる」という感覚が鋭くなる位、存在感のあるパン達が並びます。
スープに合わせてはもちろんなのですが、ここで気になっていたりんご蜜+バターをディップ。
そしてこの「ちな農園」のりんご蜜がめちゃおいしい!
原材料はりんごとお砂糖とレモンのみ。保存料や添加物は一切使用していない信頼の蜜♡
水のようなテクスチャーで、ジャムみたいな重たさがなし◎サラッとした爽やかな甘さとりんごのフレーバーにバターのコクがプラスされ、フォカッチャと一緒に食べるとモリモリ咀嚼が止まりません!
クルミとレーズン(withブラックペッパー)のパンも正直めちゃくちゃタイプでした。
こちらのパン生地にも男前な力強さがあり、そこにクルミとレーズンがインしているのですが……ブラックペッパーがめっちゃ良い仕事していて、ソワッと鼻に抜けていくペッパーに色気を感じてしまいます。
シンプルなのに味わい深いクレープも必食!
シンプルにパンを楽しめる繁邦セットのほかに、自信を持ってオススメするのがクレープ!
パン屋さんにもクレープブーム到来? と思うほど最近よく見かけますよね。
繁邦のクレープはシンプルイズベストなプレーンなクレープ。モチモチな生地がおいしい〜♡
(バターとレモンが添えられているのでお好みでどうぞ♡ 私はバターを塗りたくり、レモンを絞る前に秒で食べ終えてしまった。後悔はしていない。なぜならまた食べにくるから)
最後にテイクアウトのパンもご紹介。
こちらがオープン当時から変わらない人気のベストセラーのクルミパン。
フカフカでソフトな生地は噛めば噛むほど甘味が出てきます。素朴で優しい味わいは毎日食べても全くストレスのないエンドレスヤミー!
そのままでももちろんスライスしてサンドイッチにも良いですね。
イートインのモーニングはもちろん、夜はパン飲みができるということで再訪問決定。
恵比寿駅からすぐなのもうれしい♡
繁邦
住所/東京都渋谷区恵比寿南1丁目14-15 ラレンヌ恵比寿 3F
営業時間/ベーカリーカフェ 9:00〜15:00
レストラン 17:30〜23:00(オンライン予約)
TEL/03-6451-2422
Instagram/@shigekuni_tokyo
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Photos: Ayako Masunaga Text: Yuri Panno Edit: Yukiko Shinto