パン野ゆりのぶらりパン歩き おしゃれな空間でパン活がはかどる!池尻大橋「Massif」
おいしいパンを求めて世界中どこまでも! パン愛にあふれたモデル山野ゆり改め“パン野ゆり”が、話題の新店から知る人ぞ知る逸品まで、津々浦々パンの世界を独自の視点でお届け。カフェ、ワインバー、レストランとしての顔を持つ「Massif(マッシーフ)」へ!
こんにちは! 最近チーズ蒸しパンになる夢を見ました。パン野ゆりです。
今回は今年の9月に池尻大橋にできたニュースポット「Massif」のパンをレポートいたします♡
アートや照明などインテリアにもこだわりありのおしゃれ空間
池尻大橋駅から徒歩5分。トロパンさんを抜けてトコトコ歩き、左手にある大橋会館の一階に出来たマッシーフ。
サワードウブレッドでで有名な人形町の「パークレット」の姉妹店ということで気になってウズウズしていたのですが、実際伺ってみると……
やっぱり!! 超、洒落てる。
内装のデザインがどこにも似てない世界観。
すんごく素敵。
店員さんのTシャツ・エプロンはもちろん! 壁にかかるアート、ライトの高さやデザイン、剥き出しの天井、石造りのテーブル、床と椅子の色味、カウンターデザイン……。全部ひっくるめてかっこいい‼︎
このイケてる空間の中で食べるパン、自分に酔ってしまいそう……(10年以上前?できたばかりの代官山蔦屋書店にいる自分もめっちゃイケてる気分になりました)
クロワッサンにキッシュ、クッキーまで。朝ごはんにも、おやつにも。
パンの種類はベイクも入れて全部で10種類前後。朝の8時からオープンする店内は、ワンちゃんもOK♡
カフェ・レストラン・バーと多方面な楽しみ方が可能で、中でもカフェスペースに並ぶパンたちはどれもギュンギュンに惹かれちゃう。
マッシーフのパンたちは全て国産小麦・国産の素材をベースに丁寧に作られています。
「クロワッサン」や「パンオショコラ」など定番メニューもありつつ、「どろ豚のキッシュ」「ドリームケーキ」「味噌キャラメルクッキー」など、ネーミングにインパクトのあるものも。
(ドリームケーキ……気になる‼︎)
早速イートインでパンをいただいていきましょう♡
まずはマストで外せないのが定番のクロワッサン。
このクロワッサンが兎にも角にも美味しい……‼︎
細かい生地が何層にも重なり、口の中で「シャリシャリ」と音を立てて崩れるのが超ヤミツキ。
パンの中身はモチモチ、ムチムチ。
(手でちぎろうとすると引きが強くこんな感じに)
バターの香りも最高にリッチで、本場パリのムードになれるクロワッサン♡
続いてはパンオショコラ。
サクサクでエアリーなデニッシュ生地はクロワッサン同様で、中には贅沢に3本のチョコレートを。
またこのチョコが甘すぎずバターたっぷりのパン生地にマッチング。デニッシュ生地が美味しいのでこちらも間違いない逸品♡
そしてどハマりしてしまったこちらのオニオンデニッシュ。
パンを1万個以上食べてきた私ですが、オニオン単体のデニッシュは初めて‼︎
スライスされたオニオンがデニッシュと同化したような端正なビジュアル。テラテラと光り輝くオニオンに食欲をそそられます。
デニッシュにオンされた玉ねぎのシャリシャリ食感が楽しく、キャラメリゼされたみりんの甘さが心地良く広がります。
あ、これ、個人的に好みのやつ。
照り焼きソースの様な感じ。
最高に美味‼︎
癖になる美味しさ……‼︎♡
その名もドリームケーキ! お味はいかに?
ラストはこちらのドリームケーキ♡
デンマークのカフェに行けば大体置いてあるというドリームケーキ、日本ではあまり馴染みがないですよね。
三層になっている上部の白い部分はココナッツ、真ん中の濃い層はチューイなキャラメル?黒糖のような甘さもありますね。
下部のスポンジ生地は「福みりん」を使用していてしっとりふわふわ。
食べる部分で味わいが変化するのも面白い♡
私も実際食べるのが初めてだったのですが、その名の通り「甘い夢見心地なケーキ」でした♡
洒落た空間と美味しいパンたちに大満足なマッシーフ。
夜はディナーも営業中なのでこちらもチェックしてみて♡
Massif
住所/東京都目黒区東山3丁目7−11
営業時間/火〜土
バー&カフェ
カフェ 8:00〜16:00
バー 18:00〜23:00
レストラン
ランチ 12:00〜15:00(L.O.14:30)
ディナー 18:00〜23:00(L.O.21:30)
定休日/日・月
Instagram/@massiftokyo
Photos: Ayako Masunaga Text: Yuri Panno Edit: Yukiko Shinto