おうち時間向上を目指して | Numero TOKYO
Culture / Editor's Post

おうち時間向上を目指して

陶芸家 山本雅則さん作のリム皿 Sサイズ
陶芸家 山本雅則さん作のリム皿 Sサイズ

自粛期間の私的テーマは、“おうち時間の向上&運気UP”。食卓の気分を上げるために食器を購入したり、マットレスや物干し竿を新調したり、水まわりを掃除したりとひたすら運気UPしそうなことに手を尽くしています(笑)。日々時間に追われて見向きもしなかった物にスポットを当てて、今生活している場所を向上させるという高度すぎる目標……。もちろん簡単なことではありませんが、この機会にできるだけ継続したいと奮闘中です! 今回はこのライフスタイル改革中にポチったものをご紹介します。

自粛生活がスタートするまでの2年間、ほとんど外食をして暮らしていました(汗)。ウイルスが流行してしまった今、免疫力をUPして健康的な身体をキープするため日々自炊をすることに。いざキッチンに立った時、自宅にまったく食器が揃っていないことに気づきました……。いつかの旅先で購入した妙にハイテンション(お気に入りではあります!笑)なデザインのお皿やダサめのコップが並んでいる統一感ゼロの棚を見つめて、「これじゃだめだ」と呆然としました。

パスタや炒め物、煮込みなど、その日に食べたいものを冷蔵庫にあるもので作るというミッションを自分で決めていたので、どんなジャンルにも合うデザインが理想。その点優秀である和食器をタグ検索し、陶芸家・山本雅則さんにたどり着きました。しのぎ模様の素敵なリム皿は、重厚感のあるデザインながらも和食器ビギナーには嬉しい軽さがポイント。このご時世で工房に予約が集中しているそうで、なかなかすぐ手元に届かないかもしれませんが、早速もう一つ大きいサイズも注文する予定です。(このお皿も注文から一ヶ月で到着!)

ネットでお皿を検索することがいつのまにか日課に……。毎日自炊をすると品数も増えていくので豆皿にも興味が湧いてしまい「#豆皿」リサーチが止まらない夜もありました(笑)ある日、インスタグラムで見かけたかわいいクジラ型のお皿を発見! じゃあ実際のところ一体何をのせたらいいのか?ノープランでポチったものですが、冷蔵庫にあったナスの煮浸しがびっくりするくらいフィットしてよかったです(笑)。他のお皿と並べた時にパッと目につくし、この小さめのサイズ感もとても気に入ってます。

「蒸し野菜をお腹いっぱいに食べたい」という衝動から人気の「長谷園 ヘルシー蒸し鍋」を深夜にポチり。そのまま食卓にも置ける見た目はもちろん、炊飯もできるので即購入してしまいました。以前から友達のインスタグラムに度々登場するこの土鍋シリーズに憧れていたこともあり、感動です……。正直なところ、ちょっとまだ想像できませんが朝のテーブルに土鍋で炊いたホクホクのご飯が並んだら理想的……だと思いを巡らせています!

毎日のちょっとした習慣を変えるだけで気持ちがこんなに違うものかと、改めて健康的なライフスタイルについて考えさせられますよね。今回は主にテーブル関連のポチりアイテムを載せたのですが、これ以外にもホワイトニングケア用品やアロマディフューザー、漂白剤(オキシクリーン)なども購入しました。これまで一度も過ぎることがなかった「丁寧な暮らし」がついに視野に……!? 三食をきちんと摂ったり、断捨離や整理整頓をすることで不思議と頭の中もスッキリ整理されてきました。この変化の波を受けて、どういう時間を過ごして何を学ぶか? 個々に投げられた課題は大きいと思うので、正しい情報を選び、新しい価値観をポジティブに捉えて進みたいです!

 

Profile

青木優子Yuko Aoki コントリビューティング・ファッション・フィーチャー・エディター。ラグジュアリーブランドの販売員を経て2年間のパリ留学を経験。帰国後はファッション系のニュースメディアに所属し、記者として取材・執筆を行なう。その後オンラインメディアの立ち上げに参画。フリーランスに転身後はファッション・エディターとしてウェブ、紙の垣根無く様々な媒体に携わる。パリ、ミラノなど海外コレクションへ足を運ぶこともあり。愛するパスタは一択でペスカトーレ。

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