キム・スヒョンの最新作、韓国ドラマ『涙の女王』が泣かせる!【#私の土曜日16:00】
Netflixで配信中の韓国ドラマ『涙の女王』。日本の視聴ランキングでも1位を獲得し、かなり注目を集めています! 私もキム・スヒョンの久しぶりのドラマ出演ということで期待をしながら、5話まで観たところです。
前情報を入れずに見たところ、危機を迎えた結婚3年目の夫婦がどのようにそれを乗り越えるのか、というよくあるストーリーかと思っていたのですが、5話になって急に涙が止まらなくなり……。すっかり油断していました。
妻は、韓国きっての財閥クイーンズグループの3世で、百貨店の社長を務めるホン・ヘイン。とてもクールで思ったことをはっきりと主張する、仕事に生きる意志の強い女性です。演じるのは『相続者たち』や『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜』、『私の解放日誌』などで知られるキム・ジウォン。とにかく美しい〜! こんな財閥のお嬢様がいたら格好良すぎる! 『私の解放日誌』の演技が大好きだったのですが、今度はキャラクターがまったく違って新たな魅力に引き込まれます。
その夫は、田舎出身で地元の名手であるペク・ヒョヌ。ソウル大学を卒業し、クイーンズ百貨店の法務部で働いています。財閥の娘と結婚したので、妻の親族との付き合いや人間関係も大変です。演じるのはもちろんキム・スヒョン。2人の出会いも可愛くてキュンとしました。
結婚3周年を迎えたものの、夫婦の仲は冷めきっているし、義家族とのしがらみもあるしで、ヒョヌはヘインと離婚したいと考え始めます。切り出そうとしたところ、ヘインから予想外のことを打ち明けられ……。
キム・スヒョンのコミカルで軽妙な演技がクスッと笑えて、最高です。そのちょっとコミカルな雰囲気から、最後は仲良く仲直りをして、めでたしめでたし!と大円団を迎えるのかなと一瞬予想したのですが、そう一筋縄ではいかなそうです。
のちに、『愛の不時着』や『青い海の伝説』を手がけたパク・ジウンの脚本ということを知り、納得。キム・スヒョンとパク・ジウンとのタッグは『星から来たあなた』以来なのだそうです。これは面白くないはずがないですね! 『愛の不時着』へのオマージュを思わせる演出もあり、気が利いているのもニクイ。
ドラマのオープニングから美しく、感極まってしまいます。これはスキップできません! そして毎話のラストにはエピローグもあって、これがまた粋なこと。個人的にオープニングが秀逸で、エピローグのあるドラマが大好きです。
さて、まだ6話が配信されたところですが、今なら追いつけます! 二人の関係の行方だけでなく、財閥にうごめく政治のストーリーも見どころがありそうです。さぁ、今晩からぜひ!