日本でもブーム到来の兆し!? 高級メスカル「クラセアスール」を飲んでみた
「テキーラの母」とも呼ばれ、多肉植物のアガべを原料にメキシコの9つの州で作られている蒸留酒メスカル。このメスカルが今、世界中のバーシーンで大ブーム! 日本でもメスカルを飲めるお店が増えてきたり、専門店もオープンするなど、その波は徐々にこちらにも押し寄せているようです。
オブジェのようなボトルを見てから気になっていた、アルテサナルテキーラブランド「クラセアスール」。最近いろいろなバーやメキシコ料理店などで見かけるので、きっとご存じの方も多いはず。100%メキシコ産にこだわったテキーラやメスカルを届けるメキシコ初のラグジュアリーブランドで、製品を通してメキシコ文化の魅力を発信しています。
従業員の半数以上は女性で、蒸留長も女性なのだそうです。社内にはメキシコの職人たちの尊厳を守るNPO法人を設け、工場の横には保育施設があるなど、先進的な取り組みも特徴です。
そんなクラセアスールから、このたび新商品が発売されました。その名も、「クラセアスール・メスカル・サンルイスポトシ」。サン・ルイス・ポトシとは、メスカルの原産地呼称に認められている州の一つ。デキャンタのデザインに、メキシコの伝統やカルチャーを詰め込んでいるクラセアスールですが、今回はサン・ルイス・ポトシの砂漠の遊牧民、グワチチル族へのオマージュとして鮮やかな赤をまとっています。
そして、キャップ部分には、糸を使ってモチーフを作り出す技法を使い、幻想的な星空を飛ぶ「メキシコマシコ」を表現。
なんて美しい……芸術品のようです。手間暇を惜しまない伝統的な製法で生み出される味わいは、ハーバルな風味にスパイスが香り、ミネラル感も感じられ、余韻が続きます。じっくりと時間をかけて味わいたくなります。アガベを原料としているので、血糖値を上げない、二日酔いしにくいという点も魅力的!
クラセアスールの既存のメスカル2種も試飲してみたところ、アガベの産地や品種によって違いがあり、ワインのような奥深さに魅了されました。メキシコのカルチャーやクラフツマンシップを注ぎ込んだクラセアスールに、これからも注目していきたいと思います!
さらに! 3月8日の国際女性デーを記念して、都内2カ所のバーで女性バーテンダーとコラボレーションが決定しました。「THE BELLWOOD」の吉野優美さんと「The SG Club」の服部瑠華さんがそれぞれ考案した、「クラセアスール・テキーラ・レポサド」を使ったカクテルが楽しめます。メスカルだけでなく、テキーラもぜひ!
Clase Azul
クラセアスール
www.claseazulasia.com/