アラフォーエディターが「TAKAMI CLINIC」で集中シミ治療! vol.1 シミ取り基礎知識
夏が過ぎ去り、涼しくなってきた頃。ふと鏡を見ると、あれ、目の周りに見覚えのないシミが……! それもこんなにたくさん!? ファンデーションでカバーできたとしても、自分の顔は嫌でも毎日目に入るもの。気になって気になって仕方ない。そこで一念発起し、本気でシミ治療をやってみよう!と思い立ちました。2年前にフォトフェイシャルの体験をして効果絶大だったことを思い出し、今回も「TAKAMI CLINIC」へ駆け込み。全2回のシミ治療レポートをお届けします。前編は「TAKAMI CLINIC」副院長で美容皮膚科医の山屋雅美先生に、知っておきたい“基本のき”を伺いました!
Q. シミ治療を始めたいと思っていても、踏み切れない人もたくさんいると思います。ズバリ、始めるのに適した時期はあるのでしょうか。
代表的なシミと言える老人性色素斑は30代から気にされる人が多いです。あまりにシミが多くなりすぎると治療にも時間がかかり、長い人は1年以上通うことになります。ですので、気になり始めたらクリニックに相談に行くのがベストです
シミ治療は基本的に1年中行うことができます。しかし、紫外線が強い夏にシミ治療を行う場合は、相当な紫外線対策が必要になります。なぜなら、レーザー治療後は一時的にバリア機能が低下するため患部に強い紫外線が当たると色素沈着を引き起こす可能性が高まります。また、フォトフェイシャルなどのIPL治療は日焼けをしていると効果的な照射が出来ず、治療効果を下げてしまうことからも、効果的な治療や施術後のアフターケアの手間を考慮すると、紫外線が落ちつき、日焼けをしなくなる秋~冬がシミ治療に適した季節と言えます。
Q. シミと一言に言っても、さまざまな種類や原因があると思います。TAKAMI CLINICではどのように一人ひとりに合った診断と治療法を見極めているのでしょうか。
どんなシミでもレーザーで簡単に取れると思っている方が多いのですが、実際はシミの種類や症状によって適した治療が異なります。そのため、シミを正確に診断せずに治療を進めると、かえって症状を悪化させる可能性があります。当院では、肌に存在しているシミの種類・濃さ・大きさや、肝斑の有無など、しっかりとシミの状態を診断します。それに加えて、日焼けや乾燥などの肌コンディションのチェック、ダウンタイムの有無など治療のご希望、異なるシミでお悩みの場合は治療の優先順位、紫外線を浴びる機会が多い趣味やスポーツなどの頻度まで細かくご確認します。そしてこれらを総合的に診断し、患者様一人ひとりに適したベストなシミ治療をご提案しています。
Q. シミは1度のレーザー照射だけでは取れないのでしょうか。やはり継続的に通うことが必要でしょうか。
その方の肌質やシミのタイプによって、数回のレーザー照射が必要な場合があります。また、レーザー照射後は、治療部位が濃くなる炎症後色素沈着が一時的に現れることが一般的で、数か月かけて徐々に消えていきます。シミはいきなり出来るわけでなく、紫外線対策の甘さが蓄積して出来ます。何年もかけて出来たシミをレーザー照射で瞬時に消し去ることは決してできないので、「一度できれいにする」など魔法の言葉を信じてはいけません。
シミ治療で人気のフォトフェイシャルは、レーザー後色素沈着のリスクは低いですが、レーザーと異なるマイルドな光治療で徐々にメラニンを排出する治療のため、効果実感を得るためには5〜6回程度、継続して治療を行う必要があります。
Q. 日頃からシミを増やさないために、日常のケアでできることがありましたらアドバイスいただけますでしょうか。
シミ予防には、日々のケアが欠かせません。シミを増やさない、悪化させないために「紫外線から肌を守る」「メラニン生成を抑える」「メラニンを排出する」ケアを取り入れてください。
1. 紫外線から肌を守る
自分でできる最大のシミ対策は「日焼け止めを塗る」ことです。毎朝、雨の日でも、外出しない日でも必ず日焼け止めを塗りしましょう。もちろん、日中の塗り直しも忘れずに1年を通して紫外線対策をしてください。
2. メラニン生成を抑える
受けてしまった紫外線や摩擦によるダメージでメラニンが生成するのを抑えるケアを取り入れましょう。ビタミンC誘導体はメラニンが生成さえる前と後、両方の段階で力を発揮する成分でクリニックの治療でも使われています。化粧水や美容液など高濃度に配合されているものを取り入れましょう。シミの原因になるメラニンは、肌への摩擦によっても生成されます。スキンケア時は肌を擦らないように心がけましょう。
3. メラニンを排出する
肌のターンオーバーを促進する角質ケアアイテムやレチノール配合アイテムを取り入れて、メラニンを排出し、蓄積するのを防ぎましょう。角質ケアは塗るだけなど摩擦を与えずに使用できるアイテムを選ぶように。
Vol.2では、エディターが実際にフォトフェイシャル全3回を体験したレポートをお届けします。
TAKAMI CLINIC
美容皮膚科タカミクリニック
住所/東京都港区南青山3-18-5 モンテプラザ2F・3F・4F
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