パティシエの繊細な手仕事にため息! ベージュ アラン・デュカス 東京の新アフタヌーンティー | Numero TOKYO
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パティシエの繊細な手仕事にため息! ベージュ アラン・デュカス 東京の新アフタヌーンティー

シャネル銀座ビルディング最上階に位置するフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」にて、9月より新しいアフタヌーンティーがスタート。“パティシエの手仕事”をテーマにした、クチュールライクなスイーツ&セイボリーが楽しめます。

アフタヌーンティー単体でももちろんOKですが、そこに別料金でグラスシャンパーニュ1杯付き、さらに2種のセイボリー付きのオプションを追加オーダーすることが可能。レストランならではのアフタヌーンティーを堪能するなら、セイボリー付きをおすすめします!

2種のセイボリーは、あか毛和牛のタコスとロブスターサンド。パリパリと軽やかなタコスのシェルの中には、とろけるような食感のあか毛和牛が。ふっくらと身厚なロブスターのサンドは、ライムのゼストが爽やかで洗練された味付けです。

次に運ばれてきたのは、ドライアイスの演出とともに提供される冷たいデザート。オリーブオイルを使ったアイスクリームです。よく見ると、マトラッセ柄になっているではありませんか。

そこに、柑橘の温かいソースをかけていただくと、温冷のコントラストが楽しい一皿の出来上がり。オリーブオイルのコクがあるアイスクリームは、甘くないのが新感覚でした。中には酸味が効いたみかんのマーマレードが隠れており、爽やかなアクセントに。

写真は2名分
写真は2名分

そして、新しくなったアフタヌーンティーのスタンドがこちら。ブロンズ色に白いお皿が映えるシンプルでモダンな佇まいです。

上段には、生ケーキが3種。花びらのようなアーモンドを纏ったシュークリーム、チェリーをかたどったケーキ、カメリアの花をイメージしたマンゴーのタルトなど、フォトジェニックな見た目にキュンとします。

シュークリームは、中に詰められたアーモンドクリームがとても軽やか! マイヤーレモンの風味も楽しめます。肉厚のマンゴーと薄いスライスの2つの食感が楽しめるマンゴーのタルトは、パッションフルーツを合わせて南国風味。

可愛らしい形のガトーは、チェリーの果肉を残した食感で、甘酸っぱい風味がいっぱいに広がりました。

下段には、焼き菓子が2種。柑橘が香るマドレーヌと、「ル・ショコラ・アランデュカス」のショコラを使ったサブレです。このサブレがとてもユニークで、キャラメルソースがのったガナッシュの周りには、ライスパフやカカオニブ、蕎麦の実などをまぶし、クランチーな食感を演出。

最後は、ベージュ アラン・デュカス 東京のシグネチャーメニューである「カレ・シャネル」を、その場で切り分けてサーブしていただきます。カメリアモチーフを金粉で描いた、なんともラグジュアリーなスイーツ。

ふわふわのエアリーなショコラムースに、土台には蕎麦の実やカカオニブなどを使い、濃厚なのに軽やかでいくらでも食べられそう。すべてのメニューは、アラン・デュカスの料理哲学に基づいて、糖分、塩分、脂肪分を控え、旬の素材本来の味わいを引き出しているのだそう。それを聞いて、納得の味わいです。

オリジナルブレンドの茶葉を使ったアイスティーも、香りがこの上なく豊かでした。

今回アフタヌーンティーをいただいたのが、レストランのラウンジスペース。壁にはフランス人写真家のアンヌ・ドゥ・ヴァンディエールが撮影した、シャネルのアトリエの職人たちの“手”にフォーカスした作品が飾られています。ファッションと同じく、レストランもシェフやパティシエたちの手仕事が成せる技ですね。そんな繊細な職人技を、ぜひこのアフタヌーンティーで味わってみてください。

開始日/2023年9月1日(金)
場所/ベージュ アラン・デュカス 東京
住所/東京都中央区銀座 3-5-3 シャネル銀座ビルディング 10階
時間/13:30〜15:30(ドリンクL.O. 15:00)
料金/1名 ¥7,000(スイーツ7種、コーヒーまたは紅茶)
グラスシャンパーニュ付き +¥3,000
グラスシャンパーニュ、セイボリー2種付き +¥5,000
TEL/03-5159-5500
URL/beige-tokyo.com/
※2日前までに要予約。
※サービス料別途12%。

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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