パリの三つ星シェフ小林圭料理監修のフレンチを、ザ・リッツ・カールトン東京で
ザ・リッツ・カールトン東京 45階のフレンチダイニング「アジュール フォーティーファイブ」がコンセプトを刷新。パリで活躍するミシュラン三つ星シェフの小林圭さんを料理監修に迎えた、モダンなフレンチコースの提供がスタートしました。
小林圭さんといえば、オーナーシェフを務める「Restaurant KEI」で日本人初となるフランス版ミシュランの三つ星を獲得した、言わずと知れた実力の持ち主。そんな小林シェフとタッグを組むのが、アジュール フォーティーファイブ料理長の村島輝樹さん。銀座「ESqUISSE」で腕を振るい、「ARGILE」ではミシュラン1つ星へ導いた、経験豊富なシェフです。小林シェフも「クラシックなフレンチは彼の方が良いものを作ると思いますよ」と、絶大な信頼を寄せる存在！ということで期待が高まります。
2023年8月6日（日）より提供開始した新メニューを早速いただいてきました。まずはアミューズブーシュ3品から。ミモレットとコンテのグジェール、蛤とエスカルゴバター、すっぽんとウニのフラン。シャンパンがすすみます。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、この前に一品、コンソメをいただきました。鉄の急須で注がれ湯呑みでいただくプレゼンテーションにも、お出汁の味わいにもほっこり。ボタンエビのカルパッチョは、西洋ワサビのクリームとりんごのソルベを添えて。ボタンエビの甘みにといったら！
お次は、フレンチには欠かせないパテ アン クルート。むっちりした食感の詰め物に軽やかなパイ……これが本当に絶品でした。甘酸っぱいルバーブのソースとも相性抜群。
オマールブルーのパピヨット（紙包み焼き）。テーブルでキャビアをたっぷり乗せていただきました。プリッとした海老とカリカリに揚がった包みのコントラストが最高です。
この日のお魚料理は金目鯛。しっとりと絶妙な火入れ具合の身に、松笠揚げのようなサクサク食感の皮がお見事！
ランド産の仔鳩はクセがなく、弾力あるお肉。いちじくのコンフィやナッツ、カカオニブなどを合わせて、濃厚だけれどフルーティなニュアンスも？ これぞフレンチ!!という味わいです。ブルゴーニュの赤も軽くておいしい。
デセール一品目は、ふわっふわのフロマージュ。ここまでお腹いっぱいなはずなのに、エアリーな食感でペロリと食べられてしまうから不思議です。
続いて、オブジェのようにアーティスティックなショコラ。デセールはどちらも甘さ控えめで、お酒にも合わせても間違いないはず。
ミニャルディーズとお茶（またはコーヒー）をいただきながら、満足感ある余韻が長く続きます。
「伝統的なフランス料理を現代的に解釈し、その世界観を皆様にお伝えできることを嬉しく思います」と語る小林シェフ。クラシックに敬意を払いながら、モダンで新鮮なエッセンスを加えた料理は、特別感がありながら親しみやすさも感じました。こうしてフレンチは進化を遂げていくのですね…。その歴史の一幕となるかもしれない味をぜひ体験してみてください！
アジュール フォーティーファイブ
場所／ザ・リッツ・カールトン東京 45階
価格／ランチ ¥14,800、¥19,800、¥29,800 ディナー ¥19,800、¥29,800
営業時間／ランチ 12:00～16:00（13:30最終入店）ディナー 18:00～22:30（20:00最終入店）
定休日／月・火
TEL／03-6434-8711（レストラン予約）
年齢制限12歳以上
https://azure45.ritzcarltontokyo.com/
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