銀座「アルマーニ / リストランテ」の優雅なアフタヌーンティーで夏の美食を味わう! | Numero TOKYO
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銀座「アルマーニ / リストランテ」の優雅なアフタヌーンティーで夏の美食を味わう!

アルマーニ / リストランテで提供されている人気のアフタヌーンティーが、夏メニューにバージョンアップ。レストランは何度かお邪魔していますが、アフタヌーンティーは初めてなので楽しみに伺いました!

写真は2名分
写真は2名分

鳥かごのような取っ手付きのスタイリッシュなスタンドは、サイドにはジョルジオ アルマーニのロゴが入ったオリジナルのもの。横に広がっているフォルムなので、写真が撮りやすいのが個人的におすすめのポイントです。

ウェルカムドリンクとして、アルマーニ / ドルチ のティーセレクションから煎茶ジャスミンを使ったモクテル(※平日限定)をいただきました。ドリンクメニューは種類豊富なティーやコーヒーのほか、別料金でグラスシャンパン(¥1,650)やグラスワイン(¥1,100)も用意。

セイボリーとスイーツが3段重ねになった、いとも美しいアフタヌーンティーメニューを早速いただきます!

まずはセイボリーから。ミニサイズが可愛すぎる! スモークサーモンとヨーグルト風味のソースを合わせたクロワッサンに、モッツァレラチーズが詰まったクロケットはトマトやバジルを添えてカプレーゼのような味わいに。そして、シチリアの伝統菓子のカンノーロをモチーフにした一品は、中にモルタデッラが入ったリコッタチーズを詰めてピスタチオでトッピングし、スイーツかと思いきやサプライズな塩味でした。小さいけれど、完成度は高し!

続いて、燻製した茄子をサンドしたベーグル。グラスに入った鮮やかなグリーンは、サルデーニャ島でよく食べられる粒状のパスタ、フレゴラにズッキーニを酸味のきいたエスカペーチェのソースに仕上げ、カリカリに揚げたズッキーニのスライスをのせたもの。旬の夏野菜が味わえるのもうれしいです。

さて、ここからドルチェに! 手前は、ティラミス。マスカルポーネを使ったふわふわのクリームに、エスプレッソを染み込ませたサヴォイアルディ、さらにアマレットのゼリーを忍ばせ、とても軽やかです。季節が変わっても、このティラミスは定番メニューとして楽しめるそう。

ピンク色のグラスは、なんと「ウチワサボテン」の実の部分を使ったソースに、ヨーグルト風味のパンナコッタ、桃のジュレ、そしてアールグレイのクリームを合わせた酸味が爽快な一品。サボテンの実はジューシーな酸っぱさがまるでベリーのようです。

こちらはタルトやケーキなどが3種類。もちろんどれもおいしいのですが、一番ビビビッときたのが、左手グリーンのケーキ。ピスタチオにライムの果汁やゼストをたっぷり使い、しっとり仕上げた生地の上には、ピスタチオとライムのクリームが絞ってあります。濃厚でナッティな風味にライムの酸味が感じられて、新感覚! これが夏にぴったりな爽やかさで、傑作です! さらにフレッシュなキウイと一緒にいただく、ほかにないケーキです。チョコレートのプレートを丸くくり抜いたデザインまで完璧……。

そのお隣のタルトは、生姜やパッションフルーツをきかせたガナッシュに、ジンを隠し味に使ったマンゴーのブリュレをのせて。表面はキャラメリゼさせて香ばしく、チョコレートとマンゴーのバランス良いハーモニーが絶品!

ブルベリーとクランブル状のタルトは、イタリアのクランブル菓子ズブリソローナをイメージしたもの。2層になったザクザク食感のクランブル生地の上には、クリームチーズとサワークリームを合わせた爽やかなクリーム、ブルーベリーのジャム、そしてブルーベリー一粒ずつ丁寧にナパージュしてあります。中にはミントのジュレが隠れており、爽快感を演出!

旬の食材を使いながら、一つひとつに丹精込めた意匠の数々……さらにアルマーニ / リストランテならではのイタリアらしさも加わり、大満足な内容でした。お客様の到着に合わせて仕上げているのもレストラン仕込みだからこそ。これでこのお値段は、相当コスパ良いのでは!? 12時からの提供ではランチ代わりとしても利用できそう。お酒好きな方には、9種のフィンガーフードにシャンパーニュやワインなどをフリーフロー120分で楽しめる「アペリティーボ ボックス」(¥12,000)もおすすめです!

アルマーニ / リストランテ 2022 SUMMER AFTERNOON TEA
場所/アルマーニ / リストランテ
住所/東京都中央区銀座5-5-4 アルマーニ / 銀座タワー 11階
料金/平日 ¥5,500 土・日・祝 ¥6,500(90分フリーフロー制)※税・サ込
スタート時間/12:00〜 / 12:30〜 / 15:00〜 / 15:30〜
TEL/03-6274-7005
定休日/月
アルマーニ / リストランテ公式サイト
※営業日や営業時間は変更になる可能性あり。

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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