「ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン」と「千疋屋総本店」によるドルチェBOXが誕生 | Numero TOKYO
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「ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン」と「千疋屋総本店」によるドルチェBOXが誕生

「ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン」(BVLGARI Il Ristorante Luca Fantin)と、日本橋の老舗果物専門店「千疋屋総本店」が世紀のコラボレーション!

千疋屋総本店の極上フルーツと、ブルガリ イル・リストランテによるイタリアの伝統ドルチェが出合った「ブルガリ アフタヌーン・ドルチ・ボックス × SEMBIKIYA」が8月1日から期間限定・完全予約制で発売されます。

2段重ねになったゴージャスなボックスの中には、全部で8種類のフルーツを使ったドルチェがぎっしり。まさに宝石箱のような輝きです!

実際に静岡や岡山の生産者の元を訪れ、果物づくりにかけるたゆまぬ情熱に心動かされたと言います。

静岡のメロン農園を訪ねて
静岡のメロン農園を訪ねて

岡山の桃農園にて。(左)千疋屋総本店 常務取締役企画・開発部長の大島有志生氏
岡山の桃農園にて。(左)千疋屋総本店 常務取締役企画・開発部長の大島有志生氏

販売期間は1ヵ月ですが、その時期によって最高のフルーツを都度セレクトするそうです。8種類のラインナップは次の通り。


(左上から時計回りに)

ピオーネ×ズッパ・イングレーゼ
トスカーナ州の銘菓であるズッパ・イングレーゼ。ピオーネには同じトスカーナの赤いリキュール、アルケルメスを纏わせ、パン・デ・スパーニャ(スポンジ生地)にバニラのカスタードとチョコレートのカスタードを重ねた。

パッションフルーツ×メリンガ・コン・フルッタ
パッションフルーツの酸味弾けるソースの下には、無糖の生クリーム、アーモンドパウダーの入ったサクサクのメレンゲを忍ばせて。パッションフルーツの酸味と口どけの良いメレンゲの甘さが調和する。

シャインマスカット×パンナ・コッタ
華やかな香りのシャインマスカットに、タヒチ産バニラビーンズを贅沢に使用したパンナ・コッタをマリアージュ。つるっと滑らかできめの細かいパンナコッタはミルキーなおいしさ。

マンゴー×クロスタータ
マンゴーの味や食感をダイレクトに味わえるよう、イタリアを代表するタルト・クロスタータ仕立てに。生地にはマダガスカル産バニラビーンズをたっぷり使ったクリームを塗り、香り豊かな濃厚ドルチェに仕上げた。


(左上から時計回りに)

桃×ティラミス
通常はサヴォイアルディにコーヒーを染み込ませるところ、桃の果汁をたっぷり吸わせた。ジュシーな桃果汁と上質なマスカルポーネクリームのハーモニーが楽しめる。

パイナップル×ババ
南国の果物パイナップルに、同じく南国由来のラム酒を合わせた。発酵作用で膨らませた生地に、パイナップル果汁とラム酒をたっぷりと染み込ませたトロピカルな味わい。

プラム×カンノーロ
リコッタチーズのクリームを詰めた、シチリアの伝統菓子カンノーロ。ほんのり甘く、少し酸味のあるプラムを合わせ、プラムの果肉、リコッタチーズとチョコレートのクリーム、そこにカンノーロの生地を砕いたものを重ねて層に仕立てた。

メロン×ビアンコマンジャーレ
香り高いマスクメロンのポテンシャルをシチリアの銘菓、ビアンコマンジャーレで引き出した一品。シチリア産アーモンドがもつ微かな苦味がメロンの甘みや香りをより一層引き立てる。

4種類を試食でいただきましたが、どれもフルーツの味も香りも鮮烈で力強い! さすが「千疋屋総本店」の目利きだけあります。これだけ最高級のフルーツだとそのまま食べても美味しいのですが、その味わいを損なわないように計算されたドルチェがまた繊細なバランスです。どれも甘さ控えめで、あくまで主役はフルーツ。でも一緒に食べるとさらにおいしくなる!というように、ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティンの魔法がかかっています。

お値段も5万円とラグジュアリーですが、旬のフルーツをおいしく、贅沢に味わうには最高の提案です。特別なオケージョンにいかがでしょう?

「ブルガリ アフタヌーン・ドルチ・ボックス x SEMBIKIYA」
予約受付期間/2022年8月1日(月)〜9月2日(金)
価格/¥50,000
予約・販売/ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン:OMAKASE
受け渡し開始日/8月6日(土)*以降、毎週 日・月以外で指定可能
受け渡し最終日/9月7日(水)
他、予約受付店舗/イル・チョコラート松屋銀座店、千疋屋総本店 日本橋本店

ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン
TEL/03-6362-0555
URL/www.bulgarihotels.com/ja_JP/tokyo-osaka-restaurants/tokyo/il-ristorante
Instagram/@bulgarilucafantintokyo

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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