抹茶にピスタチオ。グリーン尽くしのアフタヌーンティー @グランド ハイアット 東京 | Numero TOKYO
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抹茶にピスタチオ。グリーン尽くしのアフタヌーンティー @グランド ハイアット 東京

ついこの間年が明けたと思ったら、いつの間にかもう5月……。これから迎える新緑の季節にぴったりな、グリーン尽くしのアフタヌーンティーがグランド ハイアット 東京でスタートしました。

グランドハイアット東京では、現在SDGsへの取り組みとしてサステナブルな食材を使った「スプリング グリーンメニュー」を全館で提供中。そのうちの一つ、オールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」のアフタヌーンティーを体験してきました。

まずは、お茶のセレクトから。LA発のプレミアムオーガニックティーブランド「ART OF TEA」の紅茶と、コーヒーのメニューをラインナップ。

「ART OF TEA」のメニューは、ラズベリーとハイビスカスにジャスミンを合わせたハーブティー「ハッピーティー」、まろやかなバニラの香りが広がる「アールグレイ クレーム」、宇治煎茶に宇治抹茶一番茶をプラスした緑茶に甘酸っぱいベリーの香りをきかせた「抹茶&煎茶 ベリー風味」の3種類です。

セイボリーは、爽やかなグリーンに染まった5品。

左から、ほうれん草と枝豆のキッシュ、抹茶ブレッドのエッグサンド、アボカドムース。サンドイッチのパンは抹茶を入れて緑色に! パンもホテル内で焼き上げたものです。なめらかなアボカドムースはほんのり酸味がきいておいしい!

左はこんがりと焼けたクロスティーニブリオッシュの上に、スモークサーモンとアーティチョークをのせたもの。このサーモンは、乱獲をせず環境に配慮した漁業を行う、責任ある供給源から仕入れたサステナブル シーフードだそうです。

お隣の抹茶バンズには、同じく持続可能な方法で獲られたホタテのムースがサンドされています。

※写真は2名分
※写真は2名分

スイーツにも、SGDsを意識したメニューが! 

フルーツを使ったショートケーキやタルトは、傷や形など市場の規格から外れ、出荷できない規格外フルーツを使用しているのだとか。フルーツの種類は仕入れ状況によって変わりますが、この日はいちご、メロン、パイナップル、キウイなどが使われていました。規格外だからと廃棄されてしまうフルーツを食品ロスから救うことにも繋がります。見た目の問題で弾かれているだけであって、もちろん味に問題はありません!

そして、ピスタチオのマカロンやピスタチオムースのケーキに使われているチョコレートは、カカオを無駄にしない「ホールフルーツチョコレート」を取り入れたもの。カカオはチョコレートを作る過程でその70%が不要なものとして廃棄されるそうですが、このホールフルーツチョコレートは果肉部分も丸ごと使用されているのだそう。味はフルーティーだけれどコクもあり、ナッティなピスタチオとの相性も抜群です。

テーブルで完成する、人気のサプライズ スイーツも登場! チョコレートの球体に抹茶のホットソースをかけると……。

チョコレートの器が溶けて、中から抹茶アイスといちごやラズベリー、ブルーベリーなどが現れます! 抹茶のソースと絡めていただきます。ライブ感のある一品がうれしい。

2種のグラススイーツは、チョコレートムースとコーヒーゼリー。このムースにもホールフルーツチョコレートが使われています。マンゴーやパッションフルーツとの合わせがまた爽やか!

また、コーヒーゼリーには、レインフォレスト・アライアンス認証のコーヒーを採用。レインフォレスト・アライアンス認証とは、環境保全や農園労働者の生活向上など厳しい基準を満たした農園に与えられるものだそうです。

カリッと焼き上げた食感がたまらないスコーンは、プレーンと抹茶フレーバーを用意。ホイップクリームといちごジャムが添えられています。

普段何気なく食べている食材でも、どのように生産され食卓へやってきたのか、環境への負荷はどれくらいなのか……など思い巡らす機会になりました。このアフタヌーンティーの売り上げの一部は森林整備などの森づくりを中心に活動している「緑の募金」へ寄付されるそう。持続可能な地球の未来に少しでも寄与できたらうれしいですね。

森のグリーンアフタヌーンティー
場所/グランド ハイアット 東京 2階「フレンチ キッチン」
住所/東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 2階
期間/2022年4月16日(土)~6月30日(木)
時間/15:00〜17:00(L.O.16:00) ※平日2時間、土日祝90分制
価格/平日 ¥5,720、土日祝 ¥6,820(グラスシャンパン付き)※税込・サービス料15%別
TEL/03-4333-8781(直通)
オンライン予約
※最新の営業時間に関しては公式サイトをご確認ください。

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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