京都で暮らすようにステイしたい! 全室2ベッドルーム以上の「MIMARU SUITES 京都四条」へ | Numero TOKYO
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京都で暮らすようにステイしたい! 全室2ベッドルーム以上の「MIMARU SUITES 京都四条」へ

全国でアパートメントホテルを展開する「MIMARU(ミマル)」 が新シリーズのホテルをオープン。全室2ベッドルーム以上のスイートタイプからなる「アパートメントホテル ミマルスイート」は、“暮らすように滞在する”ことを極めた、グループでの宿泊や中長期滞在にぴったりのホテル。2021年7月にオープンした「MIMARU SUITES 京都四条」を紹介します。

場所は、地下鉄烏丸線四条駅から徒歩4分という立地で、烏丸駅や五条駅も使え、河原町も徒歩圏内という抜群の立地。どこへ行くにも便利なロケーションが魅力です。

目利きがセレクトした道具を自由に試せる!

ホテル1階のロビーには、その名も「みまる道具店」があります。創業百余年の日本の手仕事による日用品などを扱う「川端滝三郎商店」や、食器や民芸、荒物などの生活道具を取り扱う「倉日用商店」が目利きした暮らしの道具が並びます。ここで展示されている器や道具を客室で自由に使うことができるというユニークなサービスが特徴です。 器から土鍋、コーヒーやお茶の器具など、素敵な佇まいのアイテムがずらり。全部無料で貸し出ししていただけるのです。

アパートメントホテルでは、だいたいシンプルな食器類を備えていることが多い印象ですが、味のある食器や道具と一緒に滞在できたら、気持ちも豊かになりそうですね。このほか、道具セット付プランも用意しています。

そして、みまる道具店の傍には、ビールサーバーが! 2種類のクラフトビールをグラス1杯¥500、1リットル¥1,500で購入しお部屋で楽しむことができます。

必要なものはすべてある! 家にいるかのようなくつろぎ感

客室タイプをいくつか紹介します。こちらは、「デラックス 3ベッドルーム ジャパニーズスイート」。障子で仕切れる和室付きで、3つのベッドルームを備えています。和の内装が落ち着くムード。さすが全室スイートルームなだけあって、ゆとりが違います。

和室の棚には和布団が2セット収納されており、大人6名子供2名まで宿泊可能。マスターベッドルームには専用のシャワールームがあります。

浴槽も大きめで広々!

プライベート空間をしっかり確保できるベッドルーム。居間があって、個室のベッドルームがあって……とまさに家のよう! 

もちろん、すべての客室にキッチンと洗濯乾燥機を完備しています。むしろ家より高機能!? と思える設備です。

一室限定! 古き良きものに囲まれて過ごすスペシャルな部屋

こちらは、一室しかない「プレミアム 2ベッドルーム ジャパニーズスイート」。アンティークの家具がいい味を出しています。

ベッドルームも特別なしつらえに。ベッドルームはもう一部屋あります。

素敵な椅子もあります。ここに座って読書したり、ぼーっとしたり……。

目玉は、川端滝三郎商店を再現したようなスペース。道具はすべて滞在中自由に使うことができるという、贅沢なお部屋! これだけ何でも揃っていると、料理好きはきっと楽しいことでしょう。

お猪口の種類もたくさん。器によって味が変わるので、日本酒の呑み比べをするのも楽しそうです。

私が宿泊させていただいた「スーペリア 2ベッドルーム スイート」。すべての部屋にはプロジェクターまたはスマートテレビがあり、NetflixやAmazon Primeなどアカウントがあれば視聴することができます。家族や仲間とここで集まって団欒のひとときを過ごすなんて良さそうです。

テーブルには、アメニティのセットが。SDGsの取り組みにも力を入れているMIMARU SUITES 京都四条では、プラスチック使用量を約40%削減したエコアメニティを採用しているんだそう。リボン型のものは、ヒノキ製品を作る際に出るかんなくずを再利用したヒノキリボンで、お風呂に入れるとヒノキのいい香りが広がります。 

調理器具や器、カトラリーも充実です。

この日はコーヒーの器具一式をお貸し出しいただき、部屋でゆっくりコーヒータイムを。コーヒーミルからフィルター、カップまでフル装備です。

キッチンにはデロンギのポットが用意されているのですが、温度も設定できる優れもの。お茶やコーヒーは抽出する温度も重要なので、適正な温度をコントロールできるようにというこだわりです。

早速コーヒーを淹れてみました。せっかくなので、フィルターとポット2つの方法でお試し。

右のポットは、フィルターを使用しないので油分を含むコーヒーの旨味をすべて取り出すことができるというのです。フィルターを使わないのでエコですし、味もまろやかでとてもおいしく、新しい出会いでした。

快適すぎて、本当にここに住めそうと思いました。いや、住みたい……! 今回は一人で滞在しましたが、グループで泊まったら絶対に楽しめそう。

暮らすように滞在する京都旅の理想のかたちを、体験いただきたいです。

MIMARU SUITES 京都四条
住所/京都市下京区烏丸通松原上る東側因幡堂町717番1
URL/mimaruhotels.com/jp/hotel/suites-kyoto-shijo/

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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