秋の訪れを味わう、シトラス&マロンのパフェ | Numero TOKYO
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秋の訪れを味わう、シトラス&マロンのパフェ

味覚の秋、食欲の秋が到来。ストリングスホテル東京インターコンチネンタルでは、秋を感じるパフェが始まっています。

ひとつは「秋シトラス」です。黄色やブラウンのグラデーションが紅葉を彷彿とさせる美しさ。「秋にシトラス?」と不思議に思いますが、今の時期に旬を迎えるという水晶文旦のほか、みかん、ピンクグレープフルーツなどの柑橘類がふんだんに使われているのです。仕上げにテーブルでタスマニアンペッパーを振りかけてもらいます。

上にはオランジェットも! 柑橘フルーツは表面がこんがりと炙られています。焦がすことで苦味を引き出しているのだそう。真ん中にはベルガモットのソルベとミルクチョコレートのアイスクリームが重なっています。

酸味のきいた柑橘フルーツに合わせるのは、キャラメルのシャンティクリームや、濃厚な味わいのチョコレートパンナコッタなど。途中にはピンクグレープフルーツが入ったベルガモットのゼリーやしっとりした食感のチョコレートクランブルなども挟まれ、食感と味のレイヤーも鮮やかです。

おなじみの味変ソースは、キャラメルソース。香ばしさがプラスされ、柑橘のもつ苦味とも相性抜群です。

もう一つのパフェは、秋といえばの「マロン」。こちらは紫でシックな装いに。

カシスのソルベとマロンのアイスクリームには、マロンクリームが絞られています。そこに、ココナッツとカシスのメレンゲをトッピング。グラスの周りには栗の渋皮煮がぐるっと並べられています。サイコロ状にカットしたものやスライスしたものなど、切り方が違うことによって食感の印象も異なってくるのが面白い発見でした。

栗とカシスは王道の組み合わせですが、それだけでなくレモンゼリーやフロマージュブランのクリーム、ラム酒のカスタードなどの変化球も加えられ、最後まで飽きないようになっています。もちろん、栗をたっぷり味わうためのマロンクリームやパンナコッタ、そしてパフェの中にもマロングラッセがゴロゴロ隠れています。

別添えのソースは、ブルーベリーとカシスのソース。甘酸っぱく渋みのある味わいが栗のおいしさを引き立てます。

秋シトラスとマロン、どちらも捨てがたい!という人にはパフェ2種とドリンクがセットになったお得な「デュオ・パフェ」メニューがおすすめです。どちらのパフェも、パーツの種類は多く手が込んでいて、予定調和で終わらないおいしさがあります。実りの秋をぜひこのパフェで味わってみてください!

「ストリングス・パフェ」“マロン”、 “秋シトラス”
期間/~2021年11月30日(火)
場所/ストリングスホテル東京インターコンチネンタル 26階 カフェ&バー「リュトモス」
住所/東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー
時間/11:30〜21:00(L.O.19:30)
料金/「マロン」、「秋シトラス」 各¥3,080
“デュオ・パフェ”(パフェ2種とドリンクのセット)¥6,050
※すべて税込・15%のサービス料別
予約/公式サイトまたは03-5783-1258(レストラン予約直通)

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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