終了間近! 桃とシャインマスカットのパフェ | Numero TOKYO
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終了間近! 桃とシャインマスカットのパフェ

季節のパフェが人気のストリングスホテル東京インターコンチネンタル。2021年9月14日(火)までと残りわずかなのですが、桃のパフェとシャインマスカットのパフェ2種が提供中です。

一つ目は桃づくしのパフェ! ピンクのグラデーションの層がとてもきれい。トップにはアーモンドのフロランタンが飾られています。

フレッシュの桃が惜しみなく使われており、なんと桃の半身がどーんと座っています。

これにはびっくり。桃の果実感溢れるシャーベットや、桃が香る烏龍茶のアイスクリームと合わせています。ピーチ烏龍茶のアイスクリームは、オリエンタルな風味で「タンニンがさっぱりと洗い流してくれます」とエグゼクティブペストリーシェフの長田学さん。

食べ進めると、ピスタチオのクランブルや、少し酸味を感じる桃のパンナコッタ、爽やかなミントティーのジュレ、マスカルポーネのクリームなど、多彩なパーツがレイヤーになっています。終盤には、甘酸っぱいラズベリーのパンナコッタ、ピーチ風味の生クリーム、ピーチジュレ、最後はフレッシュのラズベリーとライチで爽やかに〆。

別添えのヨーグルトソースをかければ、味変も楽しめます。オレンジの蜂蜜を使った香り豊かでまろやかなソースが、酸味をプラスしてくれます。たくさん要素がありながら、烏龍茶やミントなどが爽やかに演出し、美しくまとめ上げている桃パフェです。

もう一方は、シャインマスカットのパフェです。立派なシャインマスカットがごろごろ! これは食べ応え抜群です。スキー板のように飾られているのは、アーモンドパウダーに小麦粉、卵白で作る焼き菓子「プログレ」。アーモンドたっぷりで香ばしい!

上には、貴腐ワイン「ソーテルヌ」を使った独特のコクがクセになるアイスクリームと、シャインマスカットの爽やかなソルベがのっています。

フロマージュブランのパンナコッタや、ぶどうのジュレ、フレッシュの巨峰も入り、違うタイプのぶどうが楽しめるのもうれしい。

こちらのパフェにもお茶を使ったパーツを使用しており、茶葉を煮出して作ったカモミールのパンナコッタを挟んでいます。このハーバルな風味が変化球でいい味を出しています。フルーツとハーブの相性が良いので、と長田シェフ。

ミルキーなカスタードクリームやキルシュが香るぶどうのコンポート、赤白2種類のブドウを使ったジュレなど、最後はしっかりぶどうの余韻が残りつつもさっぱりとした仕上げです。

別添えの味変ソースは、ラム酒を加えたカスタードソース。バニラの甘い風味とコク深いラム酒が大人の味! このカスタードでプリンが食べたいくらい、美味でした!

フルーツをたっぷりと味わえて、パティシエの技をふんだんに活かされた、非常に満足度の高いパフェ体験です。終了間際にぜひ駆け込むことをおすすめします。

「ストリングス・パフェ」“ピーチ”、“シャインマスカット”
期間/~2021年9月14日(火)
場所/ストリングスホテル東京インターコンチネンタル 26階 カフェ&バー「リュトモス」
住所/東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー
時間/11:30〜20:00(L.O.18:30)
料金/「ピーチ」、「シャインマスカット」 各¥3,080
“デュオ・パフェ”(パフェ2種とドリンクのセット)¥6,050
※すべて税込・15%のサービス料別
予約/公式サイトまたは03-5783-1258(レストラン予約直通)

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Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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