新しいコーヒー体験を「OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢」で
京都の老舗・小川珈琲の新業態、「OGAWA COFFEE LABORATORY(オガワ コーヒー ラボラトリー)」の2店舗目が下北沢リロードに2021年7月30日(金)オープンしました。
桜新町の店舗はカフェでしたが、今度の新店舗は違います。コーヒー文化を未来に残したいという思いから誕生した、“体験型ビーンズサロン”。お客さんがコーヒー器具を試したり、抽出方法を選べたり、バリスタからアドバイスをもらったりと、自宅でもおいしいコーヒーを淹れることを目指した実験室のような場所です。 大きなコンクリートのカウンターがあるだけ、というシンプルな店内。内装デザインは桜新町店と同じく関祐介さんが手がけたそう。一見、アート作品かと見紛う和紙の扉を開けると、コーヒー豆を保管する棚になっています。なんておしゃれ。 早速ここだけのコーヒー体験を。ラテアートで世界一に輝いた経歴を持つ、小川珈琲のチーフバリスタ吉川寿子さんが案内役です。まずはコーヒー豆を選ぶところから。豆の特徴をマッピングしたチャートから、好みなどをカウンセリングしてもらい、選びます。今回は、このチャートの他にある希少な豆「パナマ デボラ ニルバーナ」をお願いしました。気に入った豆は、専用のオンラインサイトから購入することができます。さらに、お気に入りのコーヒーを最適な状態でキープできるリザーブシステムを導入。リザーブした豆を使用してコーヒーを注文すると、通常価格よりもお得に!
この特別なニルバーナを使って、抽出方法の違いで味の違いを味わってみよう!という実験です。まずはエアロプレスを使った抽出方法。ここでは、約40種類ものコーヒーツールを用意し、焼く、挽く、注ぐ、淹れる、計るの5つのステップに合わせて試すことができるそう。購入を迷っている器具があったら試すことができ、しかもプロのアドバイス付きというのがうれしいですね。
エアロプレスを使ったのは初めてでしたが、吉川さんの手引きであっという間にコーヒーが抽出できました。これなら自分もできそう!と思ってしまう簡単さ。白いケトルやスケールなども、実際に使ってみると欲しくなります。
もう一つの方法は、ハンドドリップ。普段は私も家でハンドドリップで淹れていますが、なかなかお店の味に近づけるのは難しいところ……。お湯を円を描くように注いだ後は、一点をめがけて注ぐなどおいしく淹れるためのコツを教えてもらいました。
そうしてできた異なる抽出方法のコーヒーを比べてみると、エアロプレスはクリアでフルーティーな味わい、ハンドドリップはしっかりしたコーヒー味が感じられました。同じ豆でもこんなに味わいが変わるとは。
コーヒーに合わせたスイーツも見逃せません。全粒粉を使ったスコーンは、香ばしくふわっとした食感。添えてあるバタークリームもクリーミー。写真はローストナッツを添えてもらいました。
スコーンはテイクアウトできるボックスセットも!
タヒチ産バニラを使ったバニラの香り豊かなジェラートは、濃厚だけどさっぱりした後味。アニスのパウダーを振りかければ、スパイスがきいた味変も。このバニラのジェラートはスコーンに添えることもできます。桜新町店でもおなじみのカフェオレソフトは、下北沢店でも楽しめます。
店内には、コーヒカップやタンブラーのほか、書店POSTの中島祐介が選書した写真集やアートブックも取り扱っています。
注目は、FreshService、Kalita、OGAWA COFFEE LABORATORYのトリプルコラボレーションによるコーヒーグラインダー、NEXT G2(¥66,000)。高機能かつ可愛いデザイン。
こちらのカードホルダーは、お店でもらえるコーヒー豆のディスクリプションカードをコレクションすることができます。これで、いつでもお気に入りの豆を覚えておくことができます。通うのが楽しくなりそう。
コーヒーの世界をもっと広げ、新しい体験を提供してくれるOGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢で、コーヒーライフがもっと充実するはず!
OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢
住所/東京都世田谷区北沢3-19-20 reload1-1
TEL/03-6407-0194
営業時間/8:00〜20:00(L.O.19:30)
URL/www.oc-ogawa.co.jp/ocl-shimokitazawa/