マンダリン オリエンタル 東京 15周年の感謝の気持ちを込めた特別プランが誕生! 念願のステイをレポート | Numero TOKYO
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マンダリン オリエンタル 東京 15周年の感謝の気持ちを込めた特別プランが誕生! 念願のステイをレポート

江戸の伝統と文化が息づく街、日本橋にマンダリン オリエンタル 東京が開業して15年。ホテルからの感謝の気持ちを込めて、5月31日(月)までの期間限定でスペシャルな宿泊プラン「ありがとう15年」が販売中。一度は宿泊してみたかったマンダリン オリエンタル 東京にお得に滞在できるこの機会に、憧れのステイを体験してきました。

まずはホテルの38階に位置するレセプションへ。見晴らしの良い吹き抜けと高い天井は外国のようです。チェックインカウンターの奥にはスカイツリーの絶景が!

通常は1階に配置されていることが多いレセプションですが、ここではこの美しい景色を味わってもらおうと高層階にチェックインカウンターを設置しています。なんて素敵なおもてなし! チェックインから気分を盛り上げてくれます。

マンダリン オリエンタルでは、世界中の各都市のホテルがそれぞれの土地の文化や魅力を表現したコンセプトになっているそう。日本は豊かな自然に恵まれていることから、「森と水」をモチーフににしたオリジナルのファブリックやテキスタイルが随所に見られます。

今は旅行が叶いませんが、世界中のマンダリン オリエンタルのホテルを訪れて、その違いを味わう楽しみもありますね。

絶景のシティビューを独り占め! コロナ対策もバッチリのお部屋でお籠もり

早速お部屋に到着! 60平米のマンダリン グランド ルーム ツインです。2019年にリニューアルした客室は、職人技を駆使したファブリックなどを用い、和を感じる落ち着きのある空間。壁一面の大きな窓からは、東京駅方面を望む圧巻のシティビューが広がります。部屋に双眼鏡も置いてあるので、これで遠くまで隈なくウォッチすることができちゃいます。

夜になると、この摩天楼が目の前に! 非日常な景色に興奮して眠れないかもしれません…。

また、部屋にはコロナ禍でも安心のサービスが。入り口すぐに設置されているパススルークローゼットは、人と接触することなく物の受け渡しができる便利なスペース。元々、宿泊者の時間を邪魔しないようにと用意されたものだそうですが、このご時世とても役立ちます。

お水をリクエストしたところ、こちらに届けていただきました。ちなみに、お水はスウェーデン発のプレミアムウォーター「ノルダック」を国内ホテルで初めて導入。「ノルダック」の特許技術により水道水をろ過し、繰り返し使用できる専用のガラス瓶にボトリングしているのだそうです。使い捨てペットボトルを廃止するだけでなく、輸送で排出される二酸化炭素の削減に繋がります。

さらに、新バスアメニティには100%リサイクル可能なパッケージを使用したバルセロナのスパブランド「ナチュラビセ」を採用。サステナビリティに対する取り組みも積極的に行なっています。利用する側としても、意識したいなと思いました。

こちらは、ザ マンダリン オリエンタル グルメショップで大人気のケーキ「KUMO®」から生まれたキャラクターのKUMOちゃんです。蝶々の飾りまで再現! そんな「KUMO®」ケーキの生みの親であるエグゼクティブ ペストリーシェフ、ステファン・トランシェ氏のケーキを少しご紹介します。

(左)ティラミス
(右)桜ガーデン
※季節により商品が変わり、現在販売終了

コーヒー豆の形をあしらった左は、なんとティラミス。コクのあるマスカルポーネチーズのクリームと、たっぷりコーヒーが染み込んだスポンが入っています。右は季節限定のケーキで、盆栽をイメージしたアートなデザイン! 桜風味のムースといちごのコンフィチュールが隠れています。どちらも販売終了してしまいましたが、シーズンごとに新しい商品が登場するので、ステファン・トランシェシェフの独創的なケーキをぜひチェックしてみてください。

オリジナリティ溢れるミクソロジーカクテルに酔いしれる

今は緊急事態宣言下につき提供していませんが、明けた暁にはぜひ訪れていただきたいのがマンダリンバー。ヘッドバーテンダーの小田健吾さんによるオリジナルのカクテルメニューが豊富で、意外な組み合わせや驚きの味わいはエンターテインメント感満載です!

(左)ムロマチ ¥2,750 (右)マンダリン オリエンタル 東京 マティーニ ¥2,950(共に別途15%のサービス料)
(左)ムロマチ ¥2,750 (右)マンダリン オリエンタル 東京 マティーニ ¥2,950(共に別途15%のサービス料)

色鮮やかな左のカクテルは、ジャスミンティーで香りづけした獺祭 焼酎に白檀(ビャクダン)の香りをまとったジン、梨のリキュールなどを加えた「ムロマチ」。着物の女性をイメージした一杯で、グラスには帯を思わせる伝統柄が刻まれており、穂紫蘇はかんざしに見立てています。フローラルな香りが華やかです。

右は、「マンダリン オリエンタル 東京 マティーニ」。ホテルオリジナルのマンダリン オリエンタル 東京 ブレンドティーを用いたマティーニ。ベルヴェデール ウォッカに、アペリティフワインのリレ ブラン、グレープビネガーシロップを合わせています。マティーニというと度数が高くキツイ印象ですが、これはとってもスッキリまろやかで飲みやすい! 飲みすぎ注意です。

(左から)ナルトーニ ¥2,750 オールドスクール ¥2,750 ニッポンサワー¥2,750(全て別途15%のサービス料)
(左から)ナルトーニ ¥2,750 オールドスクール ¥2,750 ニッポンサワー¥2,750(全て別途15%のサービス料)

シグネチャーカクテル、まだまだあります! 鳴門金時芋焼酎にスーズ、マンチーノ 桜ヴェルモットなどを加えた「ナルトーニ」、ウイスキー、ラム、バナナシロップなどを合わせたレトロテイストな「オールドスクール」、日本橋の老舗、にんべんの焼きあご出汁をインフューズしたクラフトジン六を使った「ニッポンサワー」など、ストーリー性があり趣向を凝らしたカクテルの数々をぜひ一度体験いただきたいです。日本酒の品揃えも充実しているので、お酒好きはマストゴーです。

オプションで本格的なイタリアンに舌鼓

今回の宿泊プランは、オプションでイタリアンダイニング「ケシキ」でのディナーコースをプラスすることができます。前菜、スープ、パスタ、魚料理または肉料理、デザートの5品からなるコースをいただきました。

(左)茄子のパルミジャーナと自家製ストラッチャテッラチーズ
(右)ひよこ豆 レッドオニオンとパルマ産ハムのスープ ローズマリーの香り

選べる前菜からは、茄子のパルミジャーナをチョイス。イタリアの家庭料理が、洗練された味に! この日のスープは、ひよこ豆。オニオンやハムのトッピングが香ばしく、食欲を刺激します。

(左)あさりとグリーンアスパラガスのトンナレッリ からすみ
(右)オーストラリア産ビーフリブアイのグリルと春野菜とパンチェッタトリュフソース

アルデンテ具合が絶妙なパスタは、魚介の旨味がたっぷり。メインはお肉にしました。芳醇なトリュフのフォン・ド・ヴォーソースと、しっかり火入れされた噛みごたえのあるお肉が絡み合います。

チョコレートとアマレナチェリー アマレットのセミフレッド

ドルチェはティラミスと迷いましたが、セミフレッドをオーダー。まん丸に型どられたチョコレートのプレートの下に、チョコレートがたっぷりかかったチェリーのセミフレッドが。

複数あるメニューから選べる楽しみもあり、季節の素材をふんだんに使い、モダンにアレンジしたケシキの料理を存分に味わえるできるコースでした。

席からはちょうどサンセットも拝め、まさにケシキ(=景色)を堪能!

お腹いっぱいになった後は、部屋に戻ってゆっくりバスタイム。ここにベッドがあったらな…という願いも、ホテルステイでは叶えられます。

丸く掘られたこのバスタブは、体をすっぽり包む落ち着くサイズでスパのような特別感。夜景を眺めながら、くつろぎのひとときを過ごしました。

翌朝目覚めると、窓の外には富士山が! この日は快晴でラッキーでした。そんな幸運な朝に、パワーみなぎる朝食をインルームダイニングでいただきました。

朝食も直接の対面はなく、お部屋のベルを鳴らして時間に届けていただくスタイル。

焼き魚、お味噌汁、おひたし、だし巻き卵、茶碗蒸し…など、日本人でよかったなぁと思える健康的で美味しい和朝食。

チェックアウトするのが寂しいほど、お部屋から食事までこんなにも楽しめるホテルステイ。いつか宿泊してみたい…と思っていた方は、今がリーズナブルに泊まれるチャンスです。贅沢な非日常ステイをぜひマンダリン オリエンタル 東京で叶えてみてください。

※取材は緊急事態宣言前に行いました。

マンダリン オリエンタル 東京
宿泊プラン「ありがとう15年」

予約期間/2021年4月1日(木)〜5月31日(月)
宿泊期間/2021年4月1日(木)〜8月31日(火)

料金(一室1泊2名)※全て税・サービス料込み
デラックス ルーム ¥41,745
デラックス プレミア ルーム ¥44,275
マンダリン グランド ルーム ¥56,925
マンダリン コーナー スイート ¥113,850

レストラン&スパ特別オプション
イタリアンダイニング「ケシキ」 5品のディナーコース ¥15,000 (2名分、税サ込)
ギフトバスケット付き「ザ・スパ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京」シグネチャートリートメント(60分)¥30,000(1名分、税サ込)

TEL/03-3270-8800(代表)
URL/www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/nihonbashi/luxury-hotel/luxury-hotel/15-years-anniversary

マンダリン オリエンタル 東京
住所/東京都中央区日本橋室町2-1-1
URL/www.mandarinoriental.co.jp/tokyo

Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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