本場の味が日本初上陸!話題のバスクチーズケーキ「GAZTA」 | Numero TOKYO
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本場の味が日本初上陸!話題のバスクチーズケーキ「GAZTA」

先日公開した「手土産スイーツ特集」のリサーチ中に見つけた、バスクチーズケーキの専門店「ガスタ(GAZTA)」。その美味しさに感動して以来、このチーズケーキがずっと頭を離れません。

初めて出合ったバスクチーズケーキなる魅惑のスイーツ。2018年7月に白金にオープンしたこのお店のレシピは、スペインのバスク地方にある街、サンセバスチャンの人気バル「ラ・ヴィーニャ(LA VINA)」から継承したという、本場の味なのです!

こちらが、チーズケーキ目当てに世界中からお客様が絶えないというサンセバスチャンの人気店「ラ・ヴィーニャ」。
こちらが、チーズケーキ目当てに世界中からお客様が絶えないというサンセバスチャンの人気店「ラ・ヴィーニャ」。

しかもそれは、奇跡のような話。なぜなら、創業から代々家族で続けられてきたこの「ラ・ヴィーニャ」は、家族や親類しか厨房に入ることが許されず、レシピも長いこと門外不出だったそう。

大勢のお客さんで賑わう、活気に満ちた店内。
大勢のお客さんで賑わう、活気に満ちた店内。

しかし、女性パティシエールの勝羅沙織さんが、ついにその歴史を動かします。「どうしてもその味を学びたい」との強い思いから、何度断られても諦めずに門戸を叩き、ついに彼女の熱意が通じ、世界でたった一人だけ(!!)、お店で修行をさせてもらいレシピも教わることができたという、夢のようなストーリーを伺いました。

そんな並々ならぬ想いが込められたチーズケーキは、今までに体験したことのない新しい世界に誘ってくれます!

きめ細やかで濃密な生地は、もっちり、しっとりとした質感。まるでプリンのようなぷるぷるの新食感なのです。外側の焦げ目がたまに香ばしく、良いアクセントに。店名の「ガスタ(GAZTA)」とは、バスク語でチーズという意味なのだとか。その名の通り、濃厚でクリーミーなチーズの味わいは、不思議と飽きがこないので永遠に食べられそうです。

8cm(一人用)¥700、15cm(6-8名)¥4,000
8cm(一人用)¥700、15cm(6-8名)¥4,000

いただくときは、冷蔵庫から出して10分。今の時期にもぴったり、ひんやり美味しくいただけます。

お店に入ると、面白い光景が! こうして穴の空いた棚に並べて、焼き立ての熱を冷ましているのだそう。

ご近所には、同じくバスク地方の伝統菓子「ガトーバスク」のお店「メゾン・ダーニ 白金」も(こちらで紹介しています)。合わせて訪問するコースをおすすめします!

GAZTA(ガスタ)

住所/東京都港区白金1-14-10 1F
営業時間/9:00~19:00
定休日/月 ※祝日の場合は、翌日火曜日に振替
TEL/03-3440-7495
URL/gazta.jp

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Profile

新藤友紀子Yukiko Shinto ウェブ・エディター。女性ファッション誌のウェブ編集などを経て2018年『Numero TOKYO』に参加。ファッションをはじめ、カルチャーやライフスタイルなど興味の赴くまま取材。Numero.jpでは連載「パン野ゆりのぶらりパン歩き」「パントビスコの不都合研究所」やスイーツの記事などを中心に担当している。最近は韓国ドラマやK-POPに目覚め、失われた青春を取り戻すかのように沼り中。

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