いま話題のキューバ、9日間滞在した旅の記憶 | Numero TOKYO - Part 2
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いま話題のキューバ、9日間滞在した旅の記憶

角を曲がればクラシックカー シャネルがこの街でクルーズのショーをしたときにも色とりどりのクラシックカーが勢揃いしていましたが、キューバといえばクラシックカー。右を見ても左を見ても、一台ずつ写真を撮っていたらきりがないほど。 私のカメラロールには赤い車が多かった。 ハバナ市は728.3 km²。東京の約1/3くらいの広さで、移動手段はタクシーか、三輪車(ココタクシー)、三輪自転車、馬車。エアコン付きの車も一定数あり。でもやっぱり、クラシックカーに乗りたい! マニュアル車って、かっこいい! と見渡せば、タクシープールにはもちろんずらりと並んで待ち構えているし、流しのタクシーもすぐつかまります。行き先を伝えて金額を決めてから乗車。観光客の市内の移動は平均するとだいたい1000円(10CUC)くらいでした。観光客用の金額です。 キューバには地元民用の通貨と、外貨と交換できる観光客用の通貨=CUC(クック、米ドルと同じくらい)があります。 いろんな車種がありまして、中でもこの形の車のタクシーが可愛かったし、なぜだかちょっとお得な値段設定が多かったのと、ドライバーさんもかっこいい傾向で、好きでした。 途中から、この形のタクシーを横目でちらちら探すのが密かな楽しみに。

Profile

新村有希子(Yukiko Shinmura)ウェブ・エディター、エディター。服飾専門学校卒業後、キッズファッションのスタイル提案とビジュアル製作に携わり、2012年より女性誌へ。「Numero TOKYO」公式ウェブサイトにて服や人、本や映画を切り口にした東京カルチャーのトレンドを配信中。古着屋巡りに夢中。

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