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Fashion Editor's Post

「シャネル」がショーをした街、ハバナ

chanel cuba havana

 

シャネルが2016-17クルーズコレクションを発表したキューバの首都、ハバナ。プラドという名の並木通りはモデルとファッション業界者たちでいっぱいになり、まるで街がシャネルにジャックされたかのような盛り上がり...を見せたのが5月2日(日本ではゴールデンウィークの期間中)。たまたま時を同じくして1週間ほど、中米の国キューバに行ってきました。

「キューバに行くなら“いま”だもんね」と口をそろえてみんなが言う“いま”の理由は、この国が54年間、国際社会から閉ざされた南海の孤島だったという事実と、去年から今年にかけてその歴史に終止符が打たれ、止まっていた時間が動き出そうとしているから。クリエイティブ・ディレクター、カール・ラガーフェルドがショーの舞台にこの国を選んだ理由もそこにあるのでしょうか。

街にはクラシックカーが溢れ、広告もなく、50年代にタイムスリップしたかのような雰囲気は現存していました。が、ここからどう変わっていくのか。とにかく終始、カメラが手放せませんでした。

ちょうどフランス文化月間で、ファクトリア・ハバナというギャラリーではカール・ラガーフェルド写真展。

シャネルのショーでヴァネッサ パラディ、ジゼル ブンチェンなどなどが歩いた並木道。2日後には日常へ。

写真はデジカメで撮影して、インスタグラムで加工したものです。スナップチャットも楽しいですが、好きな写真が撮れた時は、インスタグラムを開きます。

あさって発売のヌメロ・トウキョウ最新号のテーマは「目指せ!インスタ女王」。世界中で巻き起こっているインスタグラム・ドリームのあれこれを特集しています。なぜ今なの?かというと、キアラ・フェラーニが日本にやってきていたというのもひとつのきっかけ。

個人的に、キューバ紀行まとめを帰国後一番にアップデートしたのもインスタグラムでした。WiFiが制限されていて旅行中にリアルタイムレポートできる環境ではなかったので、もうこのまま感動は胸にしまって…とも思いましたが、やっぱり誰かと共有したい! デジタルデトックスしたのもつかの間、スマートフォンで繋がる世界にあれよあれよとアクセスし、大量更新した結果、一番多く「Like♡」がついたのは到着初日に撮影したキューバの街と自分を写した最初のポスト。連投の反響があまりよくないというのも、インスタグラムの不思議な特徴な気がしています(日本の場合「連投失礼します」と断りを入れる文化があったり)。

ともあれ「いいね♡」というポジティブなコミュニケ—ションで繋がれるインスタグラム。まだまだ楽しいことがたくさん詰まっていそうですよね。

Profile

新村有希子(Yukiko Shinmura)ウェブ・エディター、エディター。服飾専門学校卒業後、キッズファッションのスタイル提案とビジュアル製作に携わり、2012年より女性誌へ。「Numero TOKYO」公式ウェブサイトにて服や人、本や映画を切り口にした東京カルチャーのトレンドを配信中。古着屋巡りに夢中。

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