連載【YouTube】杏子ときっしーの「今日、何着んの?」Vol.3 ジャケット
『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』編集長の田中杏子と、コントリビューティング・ファッション・エディターの岸本佳子が私服でスタイリングするYouTube連載「杏子ときっしーの『今日、何着んの?』」。第3回目は、様々なシーンで活躍してくれるジャケットをそれぞれ3つのスタイリングでお届け。
タイプ別のジャケットでコーディネート!
ジャケットと言えど、素材からデザインまでタイプも様々。今回は、そんなジャケットを主役に迎えて杏子ときっしーがそれぞれ3つのスタイリングを提案。肩の力を抜いたカジュアルな着こなしから、モノトーン×小物使いでモードにまとめたスタイリングまで、あなたがトライしたいお気に入りのコーディネートを見つけて!Vol.1 Jacket × Denim
一つ目のスタイリングは、ジャケット×デニム。それぞれお気に入りのデニムとともに、フラットシューズやヒールを合わせてコーディネート。
AKO’S STYLING
ボタンや襟など細かいディテールにこだわったオリジナリティ溢れるジャケットは、ウエストが絞られた細身タイプなので、ボトムにはワイドデニムを合わせて。
イエローレンズのサングラスやカラフルなロゴのハンドルバッグで遊び心もプラス。
足元に高いヒールを忍ばせれば“シークレットブーツ”のように脚長効果抜群。杏子鉄板の忘れてはいけないポイント!
KISHI’S STYLING
デニム×白ティーというシンプルなコーディネートに、金ボタンのブレザーでプレッピースタイルの出来上がり!
イギリス留学組はユニオンジャック好きが多いようで、ロンドン留学経験のあるきっしーもまたお気に入りのユニオンジャックをスタイリングのワンポイントにプラス。
足元はローファーを合わせて優等生な雰囲気を出しつつ、バイカラーで一捻り。
Vol.2 Black & White
続いて二つ目は、ブラック&ホワイトでモードなジャケットスタイルに挑戦。色のバランスやシルエットは似ている2人だけど、アイテムの合わせ次第で全く異なるコーディネートが完成。
AKO’S STYLING
杏子が選んだのは、なんとメンズジャケット。実はこれ、三代目J SoulBrothersのパフォーマー、ELLYから譲り受けたもの。ボリュームを活かしたドレスとの絶妙な丈の合わせや小物使いはメンズアイテムならではの楽しみ方。
ジャケットやブーツなどボリュームのあるシルエットなので、ヘアはまとめて顔まわりはすっきりと見せるのがおすすめ。パールのイヤリングでフェミニンな雰囲気もプラス。
スタッズが一際目立つハードなクラッチバッグは全体のアクセントに。
素足でぬけ感を出してブーツで締めて。
KISHI’S STYLING
ショールがベルベットのシックなジャケットとショートパンツでボーイッシュに。足元にはパテントのパンプスで女性らしさもプラス。袖がもたつかないよう、ジャケットの下にはショートスリーブやノースリーブを合わせるのがきっしー流の着こなし術。
小物はシルバーのスタッズでまとめて、ブラック×ホワイト×シルバーで統一。
スニーカーでカジュアルダウンするとまた違った雰囲気に。スポーティで真っ白なシューズは足元を軽やかに見せてくれます。
Vol.3 Traditional
最後は、タキシードのようなロングジャケットと英国風ツイードジャケットにトライ。型にはまらない、2人の小物使いに注目!
AKO’S STYLING
タキシードのようなロングジャケットは、足元にスキニーを合わせてタイトなシルエットに。着こなしはシンプルに、小物使いで捻りを効かせて。
すっきりとしたジャケットの首回りを飾るのは、ビジューがあしらわれたボウタイブラウス。すでにキラキラと華やかなので、アクセサリーは度入りのメガネのみ。
シルバーのバッグやスパンコールのパンプスなど、煌びやかなアイテムを合わせて夜のジャケットスタイルの出来上がり。
KISHI’S STYLING
きっしーは“イギリスのハンティングスタイル”をテーマにスタイリング。ジャケットや小物はベージュやブラウンで、ハイネックやデニムはグレーでトーンを合わせます。
襟を立てれば防寒にも!? この“カラークロス”は、ジャケットやコートの衿裏に縫い付けられる、衿のすわりをよくするためのもの。
コンチョベルトとターコイズのリングのラルフローレンの雰囲気を取り入れて、英国調のスタイリングにアメリカンテイストをミックス。
ボトムには少し短い丈のバイカー風デニムをチョイス。足首を出すのは、きっしーお馴染みのスタイリングポイント。
ビジューがあしらわれたPVC素材のローヒールのパンプスは、華やかでありながらぬけ感も。全体のバランスをまとめてくれます。
Photos : Kouki Hayashi Text:Kefa Cheong