usagi bon ごはん vol.160 もずくの三杯酢 | Numero TOKYO
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usagi bon ごはん vol.160 もずくの三杯酢

アーティスト河原シンスケがプロデュースする「usagi」監修の、レストラン「Univers S.」シェフ今平慎太郎の料理をわが家に。旬の食材や一皿にまつわるエッセイとともに送る、五感で楽しむビューティフードの秘伝レシピ連載「usagi bon ごはん」。第160回は、もずくの三杯酢。

もずくの三杯酢

もずくがなければ、ワカメでも代用可能です。長芋のすりおろしを入れたり、生姜を千切りにしても美味しいです。

【材料】1人分
もずく  1パック
生姜 1片
酢 45g
醤油 27g
メープルシロップ 10g

【作り方】
1. もずくは水でよく洗い、水気をきる。
2. 生姜をすりおろしておく。
3. 酢、醤油、メープルシロップを混ぜ合わせる。
4. 1と3をよく混ぜ合わせる。
4. 4に2の生姜をのせる。

ヘルシー&ビューティー

蒸し蒸し湿気も気温も上昇していくこれからの季節、さっぱりしたものが食べたくなるのは、必然。そして、usagiが常に気になるのは、健康によいビューティーになれる食べ物。勿論美味しくないのは問題外。

「もずく」はほとんどひらがなやカタカナ表記だけど、漢字だとどうだろうか?と思い調べてみたら、「水雲」「海雲」「海蘊」「毛都久」などと書かれることもあるらしい。寄生して生息する性質から「藻付く」と表現される事も。

低カロリーで食物繊維も豊富で、抗血栓作用、抗炎症作用、抗腫瘍作用、免疫調整作用などで医学的にも注目されている。それに、酢が加わるとまたまた身体は綺麗になる事間違い無い。酢には殺菌力があるのは、既に皆さんも知るところ。パリでは、昔からカフェのカウンターやテーブルも酢で掃除している。美味しいもずくと酢のパワーで、日本の夏を乗り切リましょう。

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Art Work & Text:Shinsuke Kawahara Photo & Food Direction:Shintaro Imahira Edit:Chiho Inoue

Profile

河原シンスケShinsuke Kawahara 80年代初頭よりパリを拠点に活動するアーティスト/クリエイティブディレクター。エルメス、ルイ・ヴィトンやバカラをはじめ、数々のブランドや雑誌とのコラボレーションでも知られている。(Photo: Keiichi Nitta)
今平慎太郎Shintaro Imahira 1974年、北海道出身。旭川、札幌のホテルで修行を積み、2014年札幌国際芸術祭のガラディナーで河原シンスケと初コラボレーション。17年の「usagi tokyo」立ち上げのため、上京しシェフに就任。19年2月札幌にレストラン「Univers S.(ユニヴェール エス)」をオープン。 Instagram/@univers.s.2019(Photo: Ayako Masunaga)

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