usagi bon ごはんrecipe.13 ソースで食べる白身魚のマリネ寿司 | Numero TOKYO
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usagi bon ごはん
recipe.13 ソースで食べる白身魚のマリネ寿司

アーティスト河原シンスケがプロデュースするサロンレストラン「usagi」の料理をわが家にも。旬の食材や一皿にまつわるエッセイとともに送る、五感で楽しむビューティフードの秘伝レシピ連載。

ソースで食べる白身魚のマリネ寿司
レモンとケッパーの風味が爽やかな魚と、緩めにまとめたご飯は相性抜群。

【材料】 4人前
白身魚(ヒラメや真鯛など) 1/2切
米 1合
A 寿司酢 30g
B ケッパーソース 大さじ8
いくら 適量(お好みで)
シブレット 1束

A 寿司酢の作り方
【材料】(作りやすい分量で)
酢 50ml
精製していない砂糖 75g
精製していない塩 5.8g

材料を全て合わせてよく混ぜる。

B ケッパーソースの作り方
【材料】
ニンニク 16g
玉ねぎ 60g
グリーンオリーブ(タネ無し・缶詰など) 24g
レモンの皮 2g
ケッパー 24g
塩昆布 8g
レモン汁 16g
レモンの皮 2g
水 60ml
オリーブオイル120ml
塩 2g

1. ニンニク、玉ねぎ、グリーンオリーブ、レモンの皮をみじん切りにする。
2. オリーブオイル以外の全て合わせてから、最後にオリーブオイルを入れてさらによく混ぜあわせる。

【作り方】
1. ご飯を炊き、熱いうちにAをかけてよく合わせる。
point ご飯は冷まし過ぎず、人肌ぐらいの温度を保つと美味しい。
2. 白身魚を食べやすい大きさにスライスする。
3. ①の粗熱が取れたら、器に盛り、白身魚を乗せ、Bのソースをかけてお好みの量のいくらを添える。
4. シブレットを小口切りにして、上からかける。

手毬とTVの時代

横溝正史氏原作の『悪魔の手毬唄』。僕が子どもだった頃夢中だったのは、TVドラマシリーズで古谷一行さんが演じる金田一耕助だった。怖い!と見たい!の気持ちが交差、ドキドキしながら毎回楽しみにしていた。警部役の長門勇さんが、僕の中では、手塚治虫さん漫画のキャラクターの実写としか思えず、気に入っていた配役でもあった。手毬っていう言葉を聞くと、今でも、あのイメージがつい浮かんでしまう。それにしても、70年代当時でも既に手毬をしている女の子の記憶なんてなかったなあ。
ところで、かつての映画やTVドラマは、内容が今とは違ってずいぶん大らかだったように思う。モラルの観点も大違い。美人女優のヌードシーンも普通に放映されていたし、おっぱいが画面に現れるのもTVの光景だった。時代の変遷は、テレビのモラルや手毬にも変化をもたらしている?

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usagi Tokyo
住所/東京都渋谷区恵比寿西1-24-7
TEL/080-4904-7438(要予約)
営業時間/18:00〜22:30(L.O.)〜24:00(ドリンクのみ)
定休日/土・日・祝日
Instagram/@usagi_tokyo_salon
FACEBOOK/Usagi Tokyo

サロンレストラン「usagi」とは

Photo&Art Work&Text:Shinsuke Kawahara
Food Direction:Shintaro Imahira
Edit:Masumi Sasaki

Profile

河原シンスケ(Shinsuke Kawahara) 80年代初頭よりパリを拠点に活動するアーティスト/クリエイティブディレクター。エルメス、ルイ・ヴィトンやバカラをはじめ、数々のブランドや雑誌とのコラボレーションでも知られている。(Photo:Keiichi Nitta)
今平慎太郎(Shintaro Imahira) 1974年、北海道出身。旭川、札幌のホテルで修行を積み、2014年札幌国際芸術祭のガラディナーで河原シンスケと初コラボレーション。17年の「usagi tokyo」立ち上げのため、上京しシェフに就任。(Photo:Ayako Masunaga)

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