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Lifestyle Trip

宮崎牛とパワースポットを満喫!九州 宮崎の旅

青い空と海、パームツリーが南国ムードを漂わせる宮崎。かつては新婚旅行のメッカとして賑わったというが、近年は、パワースポットや縁結びスポットとして若い女性の間でも注目が高まっている。太平洋沿いに広がるリゾート「フェニックス・シーガイア・リゾート」で、肉好きにはたまらない宮崎牛グルメ、神話の地巡り、体と心を癒やす極上のリラクゼーションを満喫!

宮崎空港から、パームツリーが並ぶ道路を車で走り約25分。海沿いに南北11キロに渡って広がる松林の中にある「フェニックス・シーガイア・リゾート」。その中心に位置する「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」は、高さ154メートルの高層リゾートホテルだ。

館内は全体的にゆとりのある作りで、スタンダードでも50平方メートルという広さの客室は全室オーシャンビューという贅沢さ。窓から遮るものなく広々とした太平洋を眺めることができる。そして、リゾート気分たっぷりのプール、松林に囲まれた温泉、世界トップブランドのスパ、そして何より地産地消にこだわった食通も納得の8つのレストラン&バーなど、いろいろな楽しみ方のできる施設が充実している。ビーチや古い神話の舞台とされるパワースポットもほど近く、大人もしっかり満足できる旅となるだろう。

フェニックス・シーガイア・リゾート

住所/宮崎県宮崎市山崎町浜山
TEL/0985-21-1113(総合予約センター 9:00〜19:00)
URL/www.seagaia.co.jp

のんびりくつろぐのに最適!宿泊者専用エリア


宮崎にまつわる神話や伝承、文化、民俗学などの読み応えある本も充実。

宿泊者専用のラウンジ「風待ちテラス」には、ブックディレクター・幅允孝さんがセレクトした旅にまつわる本が多数並んでおり、ソファでくつろぎながら、自家製天然酵母を使ったパンや宮崎の旬な野菜を使ったスープ、様々なドリンクとともに読書を楽しめる。そこで、オススメしたいのが、宮崎市内のなかはら珈琲工場のコーヒー豆を使用したハンドドリップコーヒー。ひきたての豊かな香りと、深い余韻を残す味わいが心を和ませてくれる。


まるで自宅のリビングような感覚で、靴を脱いでくつろげるラグコーナーも。

旅先で手紙を書くという体験を提案する「レタールーム」

特筆すべきは、風待ちテラスの奥にある「レタールーム」。室内には専属のコンシェルジュがいて、足を踏み入れると、そこには外国の物語の世界を訪れたような、クラシックな空間が広がっている。大きな机には、万年筆や色鉛筆、スタンプといった筆記具が揃い、自由に使って手紙を書くことができるのだ。日頃パソコンやスマホでのコミュニケーションに慣れた私たちには新鮮。オリジナルのポストカードで旅の思い出を手紙にして投函したり、未来の自分への手紙を送ることができる、ユニークなサービスもある。棚には手紙にまつわる本やオブジェ、宿泊客の残した素敵な手紙など、ミュージアムのように展示され、屋内でも充実した時間が過ごせるのが嬉しい。


「未来への手紙」「大切な人への手紙」「あてのない手紙」のテーマで書いた手紙は、それら3つの投函口があるポスト(こちらもイギリスの家具をリメイクするというこだわりよう)に投函。「パーカー」の万年筆、ドイツの「ファーバーカステル」の色鉛筆、老舗スタンプメーカーのブランド「ゴービー」のフレンチシックなスタンプ…こだわりの名品で書く楽しみも倍増しそう。

ワンランク上の贅沢を約束してくれる「クラブフロア」


36階以上のクラブフロアの客室には、景色を存分に堪能できる特注の回転式ソファが備えられている。

36階のクラブフロア専用ラウンジ「シェラトンクラブ」では、朝食のほか、ティータイムには猿田彦珈琲のコーヒーとスイーツ、カクテルタイムやバータイムには、シャンパンやビール、宮崎の焼酎などが楽しめる。

「Beef Atelier うしのみや」で宮崎牛の食の旅へ

和牛のオリンピックと称される「全国和牛能力共進会」において3大会連続で内閣総理大臣賞を受賞したという宮崎牛。その味を思い切り堪能できるのが、小山薫堂さんプロデュースによる牛肉割烹の「Beef Atelier うしのみや」。表には看板はなく、牛をあしらった「宮」のロゴが扉に小さく書かれているだけ。まさに隠れ家のように佇ずむ店内は、わずか6席のカウンターのみ。18時スタートの完全予約制というスタイル。


お客さんのペースに合わせて、一品ずつ丁寧に目の前で調理してくれる。パフォーマンスを見つつ、食材の背景にあるストーリーを聞きながらいただくと、より深い味わいに。

目の前で調理するシェフが宮崎牛と地元の野菜、調味料を駆使して、“肉の旅”に連れて行ってくれる、まさに食のエンターテイメント。宮崎牛の各部位が様々に調理されていくのだが、お品書きは用意されておらず、次に何が出てくるかわからないので期待感が高まる。ウェルカムドリンクの特製青汁から、食後のデザートまで、一口ずつ、すべてが印象深く、抜かりのない極上の味わい。それぞれは小さなポーションながら、全15品、目でも舌でも楽しめて、緩急のバランスが絶妙。この満足感は忘れられない経験になる。


宮崎の伝統野菜である「佐渡原ナス」は、生で食べられるほどアクが少なく、火を通すことでさらに甘みが強まるのだとか。

肉茶漬け、すき焼きといった和風メニューから、牛すじの一口サイズのハンバーガー、濃厚な旨味たっぷりな赤ワイン煮込みなど洋風メニューまで、どれも趣向を凝らしたメニューで飽きさせない。



もちろん地元の採れたてフレッシュ野菜もたっぷり。シンプルに塩(天日で干した宮崎海塩工房の塩「黒潮水晶」)で食べるのがおすすめ。シメには、宮崎名物の冷汁でさっぱりと。お肉三昧の後の優しいデザートも絶品。個人的には、ふわふわのココナッツミルクのかき氷に感動。


入口の目印は、ドアに小さく入った「宮」マークのみ。ホテル内にありながら隠れ家的な佇まい。

Beef Atelier うしのみや

(シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート1階)
営業時間/18:00
メニュー/究極の牛肉割烹コース ¥13,000(サービス料・税込)
※掲載内容は、2018年7月のメニュー。

大人の時間を過ごせる夜のガーデンエリア


宿泊者限定の焚火のリビングでグランピング感覚で過ごすバータイム。

夜のガーデンプールはライトアップされて、より南国リゾートの雰囲気いっぱいに。プールサイドにはガラス張りのモダンなバー「KUROBAR」があり、お好みのジンとフルーツを選べるオリジナルのジン・トニックや、旬のフレッシュフルーツを使ったオリジナルのカクテルなど、こだわりのお酒とともに、ガーデンエリアの夜景を眺めながら、くつろぎのひとときを過ごすことができる。暑い季節、外で飲むお酒は最高に美味しいけれど、テントの下でちょっとしたグランピング気分も味わえる焚火のリビングも、テイクアウトしたバーのドリンクを飲んだり、炎で焼きマシュマロも楽しんだりと、さらにテンションが上がるスポット。食後に、大人の時間を満喫するのに最適!


ライトアップされたガーデンエリアを見下ろす、ガラス張りのシックなバー「KUROBAR」

KUROBAR

(シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートTHE LIVING GARDEN内)
営業時間/月~木、祝日・日19:00~23:00(LO22:45)、金・土19:00~24:00(LO 23:45)
メニュー/ジン・トニック¥1,000〜


日中は、プールサイドの水辺のガゼボで読書したり昼寝したり、ピクニックランチを体験。

贅沢な空間で至福の施術が癒やしてくれるスパ


経験豊富なセラピストが温かい手で行う極上のトリートメントで、日頃の疲れをすっかり忘れられる

タイ・プーケット発祥で、世界最高峰のスパブランドのひとつとして知られる「バンヤンツリー・スパ」を日本国内で唯一体験できるのがここ。39階のフロアに降りた瞬間から、レセプションや廊下もアジアの雰囲気たっぷりで、客室を改装したというトリートメントルームは、全室個室、もちろんオーシャンビューでゆとりのある贅沢な空間。


トリートメントルームは、大きな窓から太平洋を望む開放的な空間。もったいないほど贅沢な広さ

施術前には、セラピストがフットバスで優しく足を洗ってくれて、癒やしのおもてなしが始まる。今回受けたフルボディ・マッサージは、タイ式とオイルマッサージが融合した、メリハリの利いたトリートメント。程よい力強さ、流れるような手技で凝った体をほぐしてくれたので、あっという間に夢見心地。施術後は、ラウンジで松の葉のお茶と季節のフルーツをいただきながら、のんびりリラックスできるのも至福。何時間でも、こうしていたいと思わせるくつろぎのひとときが過ごせる。


天蓋つきベッドが並ぶリラックスラウンジは、トリートメントの余韻を楽しめる穏やかな空間。


施術後にいただくお茶は、ほぐされた体にじんわりしみる。ジューシーなフルーツもより新鮮に感じられる

バンヤンツリー・スパ

(シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート39階)
TEL/0985-21-1351
営業時間/10:00〜20:00(予約優先)
メニュー/フルボディ・マッサージ(60分トリートメント)¥24,000

リゾートで和の雰囲気が味わえる温泉


「新月」の内湯

リゾートホテルにありながら、和な雰囲気たっぷりの温泉施設「松泉宮(しょうせんきゅう)」。南国気分と和の空気が両方楽しめるなんて、最高のいいとこ取り。浴屋は奥の湯「月読」と前の湯「新月」、そして貸切温泉の「離れ湯」があり、時間があればゆっくり入り比べたいところ。

湯屋までの回廊「ゆかたウォーク」は、レンタルの浴衣で歩けば、さらに温泉気分が盛り上がる。お湯の肌触りは滑らかで、特に松林に囲まれた「月読」の露天風呂は、心の底からほっとする癒やしの空間だ。


「月読」の露天風呂。地下1000mの深さ、1千万年前の地層から湧き出てるミネラル豊富な美人の湯。

松泉宮(しょうせんきゅう)

営業時間/奥の湯「月読」6:00~23:00(最終入場22:30)、前の湯「新月」6:00~12:00、
16:00~23:00(最終入場22:30)

厳選された地元の名産品をお土産に!



(左)宮崎特産の小ぶりな日向かぼちゃの味噌漬け。(右)柚子や山椒など和の素材を使用したジン「油津吟」

地下1階のオーシャンリゾートデパートメントでは、宮崎特産のマンゴーを使った食品、芋焼酎、バンヤンツリー・スパのオイルなどのおみやげが購入できる。他にも「うしのみや」でも提供している、日南海岸の黒潮海水を昔ながらの平釜式で12時間炊き上げ、天日で干した宮崎海塩工房の塩「黒潮水晶」や、柚子や山椒など和の素材を使用したジン「油津吟」といった珍しい品もあるので要チェック! ちなみにシーガイアの広報の方のイチオシは、宮崎県民にはおなじみ、焼肉のたれとしてはもちろん、幅広い料理にも使える「戸村の焼肉のタレ」。豊富な品揃えでついつい買いすぎてしまいそう。

オーシャンリゾートデパートメント

シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート地下1階
営業時間/8:00~22:00

シーガイアエリアの自然の中で楽しむアクティビティ

自然や宮崎が舞台の神話についてインストラクターの語りを聞きながら、松林の中をセグウェイで散策するセグウェイツアーや砂浜での乗馬体験、ゴルフ好きになたまらない名門ゴルフコースなど、アクティビティが充実しているのもシーガイアの魅力。


セグウェイは初心者にも丁寧に教えてくれるので、すぐに自分で乗りこなせるようになる。コツさえ掴めば、スイスイとクセになる楽しさ。

カリフォルニアテイストなバーガーハウス

「フェニックス・シーガイア・リゾート」のリゾートエリアに隣接する「サンビーチ 一ツ葉」では、海水浴、シーカヤックなどのマリンスポーツが楽しめる。ここで人気なのが、2017年夏にオープンし話題の「The BEACH BURGER HOUSE」。原宿のバーガーショップ「THE GREAT BUGER」監修の本格的で多彩なハンバーガーを提供している。カルフォルニアのビーチハウスをイメージした開放的なテラス席で、海風を感じながら肉汁たっぷりのジューシーなハンバーガーをはじめ、パンケーキや自家製レモネードを楽しめる、地元の人も通うグルメスポット。


海水浴やマリンスポーツが楽しめる人工のビーチ。


王道のアボカドにモツァレラチーズをオンした「アボカドモツァレラバーガー」、焼きりんごとゴルゴンゾーラチーズの意外な組み合わせがハマる「ベイクドアップルゴルゴンゾーラバーガー」といったバリエーション豊富なバーガーメニューは、セットで付いてくるカリッと揚がったフレンチフライも手が止まらない。またベリー&バナナにホイップバターたっぷりの「ブルックリンパンケーキ」も人気。

The BEACH BURGER HOUSE

住所/宮崎県宮崎市阿波岐原町1400-16
TEL/0985-34-9085
営業時間/6:00~17:00(LO16:00)
定休日/毎週火曜日、第2・4水曜日
メニュー/ハンバーガー¥1,000〜

知る人ぞ知る、由緒あるパワースポット


派手さのない神社は静かで、かえって神話の原点としての厳かさを感じさせる。

そして、何といっても外せないのは、強力なパワースポット、「江田神社」と「みそぎ池」。どちらも「フェニックス・シーガイア・リゾート」から徒歩で行けるから、絶対に足を運びたい。江田神社は、『古事記』に登場する国産みの神イザナキノミコト、イザナミノミコトの両神を祀る神社。男女の神であることから、縁結びの神様の元祖としても知られている。国土を生んだとされる神々にお参りしたら、強いパワーがいただけそう。みそぎ発祥の地で、アマテラスオオミカミをはじめ多くの神々が生まれたと伝えられるみそぎ池は、心洗われるような神秘的な場所。他にも、車で少し足を伸ばせば、こちらも縁結びとして女子に人気の観光スポット「青島神社」、日南海岸の岩窟に位置する「鵜戸神宮」などもあるので、こちらもおすすめだ。

江田神社

住所/宮崎県宮崎市阿波岐原町字産母127
TEL/0985-39-3743(社務所)


夏のみそぎ池には黄色いスイレンが咲き誇る。

みそぎ池

住所/宮崎県宮崎市阿波岐原町産母(阿波岐原森林公園市民の森)
TEL/0985-39-7308(市民の森管理事務所)

Photos&Text:Kazeyo Nishino Edit:Masumi Sasaki

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