エリーローズのプライベート旅行記 in カンヌpart.3 感動のカンヌ国際映画祭 | Numero TOKYO
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エリーローズのプライベート旅行記 in カンヌ
part.3 感動のカンヌ国際映画祭

旅好きのエリーローズが、完全プライベートな旅を、実際に見て聞いて感じたままに綴るフォトエッセイ。昨年2017年5月に開催されたフランス、カンヌ国際映画祭に潜入!レッドカーペット体験、優雅で華麗な時間をお気に入りの音楽に乗せてお届け。

華麗なるカンヌ国際映画祭を体験!

Here’s an album for you… Dorothy Ashby『Feeling Good』 アメリカのジャズハーピスト。ハープのサウンドに包み込まれながら聴くジャズはなんとも言えないほど気持ちいい。映画のワンシーンに飛び込んだかのような、カンヌでの時間を優雅に奏でてくれました。 >>このアルバムを聴く

昼間のカンヌ映画祭はプレスや報道陣、映画関係者など大勢の人で賑わい、緊張感が漂う。大物俳優がいつでも現れてきそうな気配がぷんぷん。

昼間の時間帯には、「アニエス・ベー(Agnès b.)」のピンクのワンピースを着て、ある視点部門に出品された黒沢清監督の『散歩する侵略者』を観ました。カンヌでのファッションは、シックでスタイリッシュなワンピースやタキシードをチョイス。小物はブラックで統一しました。まさに、「Simple is best」


街中に貼ってある「カンヌ国際映画祭」のポスターのグラフィックも素敵!

黒沢清作品の『散歩する侵略者』には監督ご本人、キャストの松田龍平さんと長谷川博己さんが発表会場にいらしてました。「とにかくお茶の間にウケる作品が作りたかった」と監督。キャストのお二人は「自由に楽しく撮影できた」と語っていました。

昼間のカジュアルシックなスタイルと変わって、夜の衣装は、バシッと「アニエス・ベー」のホワイトタキシードとゴールドアクセでシャープに! そして、私の定番カラーの赤いリップ! 小物はあくまでも“シンプル”がキーポイント。

2017年のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門出品作である、河瀨直美監督の『光』を観に。監督やキャストの皆さんと同じレッドカーペットを歩きました。数え切れないほどのカメラマンが集まり会場はピークに!

河瀬直美監督の『光』に主演されている永瀬正敏さんと上映会(発表会)のアフターパーティーにて、お話しさせていただくチャンスが!! 視力を失ってゆくカメラマンと出会う女性とのラブストーリー。私の父がカメラマンであることから、身近なものを感じ、心に刺さるものがありました。思わず涙した作品。演技力や音楽にも感動しました。

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Photos & Text:Elli-Rose Edit:Masumi Sasaki

Profile

Elli-Rose(エリーローズ)12歳で篠山紀信氏撮影の写真集でデビュー。イギリス人の母(スタイリスト)と日本人の父(フォトグラファー)の間に生まれ、英語と日本語のバイリンガル。ティーン誌などを経て、大人気女性誌「ViVi」モデルを10年務めて卒業、現在は「sweet」「Gina」など様々な女性ファッション誌に出演。2008年から始めたDJ活動も人気を呼び、DJ活動は年間60本以上。日本各地のみならず、イビザや台湾、LA等、ワールドワイドに活躍中。

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