三浦大地のラグジュアリー&モードな南仏案内
サントロペ編
ファッションデザイナー、イラストレーター、アートディレクターとマルチに活動するクリエイター三浦大地。時間できたら旅に出るというほど、旅とファッションとホテルをこよなく愛す彼のワンランク上の南フランス〜コートダジュールの歩き方。パート2はサントロペ。
Saint Tropez
サントロペ
セレブ御用達の別荘地
港町サントロペ
サントロペといえば、海辺の港町でセレブリティや富裕層の別荘が立ち並ぶリゾートでもある。そのせいかとにかく上品な街で、街歩きも安心して過ごせる。港にはたくさんのクルーザーが停泊し、周りにあるカフェもヨットハーバーに面したテラス席がメイン。そして港から少し街中に入ると、花いっぱいに溢れた可愛い家やお店が並んでいる。しかも、夜になると、道沿いのお家やレストランでは路上にテーブルが出され、オープンエアな中、みんなで食事をする。なんともピースフルで可愛らしい光景。
おすすめホテル
White1921
いわゆるラグジュアリーホテルではないけれど、最近滞在した中で、一番のお気に入りのプティホテル。その名の通り白で統一された小さなホテルで「セリーヌ(Celine)」と「フェンディ(Fendi)」のブティックの間から入っていくのがまた素敵。
僕が滞在した部屋は花に囲まれた大きなテラスがあり、そこでダラダラ過ごした時間は本当に最高。サントロペのラグジュアリーブランドのブティックが立ち並ぶエリアにあるのもまた魅力。小さいながらもたっぷり優雅な気分に浸れました。僕的にホテルを選ぶ時の基準は、水回りのデザインと清潔感、それと窓からの風景なんですが、ここ「White1921」は両方申し分なしに素晴らしかった。
住所/Place des Lices,83990,St-Tropez,France
TEL/+33 4 94 45 50 50
URL/http://www.white1921.com/st-tropez/
リゾート感溢れるエレガントなスペース
Dior
サントロペの「ディオール(Dior)」ブティックは、邸宅を改装した建物で、美しい庭があり、オープンエアのカフェレストランも併設されている。建物も庭も本当にエレガントなのに、サントロペのリゾート感でカジュアルにも利用できるのが嬉しいポイント。
この佇まいと雰囲気にディオールのフィロソフィやブランド像が表れているように感じました。ファッションが好きな人には、サントロペに来たら絶対に立ち寄って、感じてほしい場所です。
Dior St-Tropez
住所/13 rue Francois Sibilli,83990, St-Tropez,France
TEL/+33 4 98 12 67 67
URL/http://www.dior.com/
のどかなプロヴァンスの田舎町を満喫!
Photos & Text : Daichi Miura
Edit:Masumi Sasaki