皆さんお久しぶりです。TORICOです。
Instagramで話題を集めているアーティストmimiが「MEEWEE」とのコラボコレクションを発表。それを記念して、原宿「MILKBOY」地下ギャラリー「VIXEN PRODUCTS」で初個展「DIRT AND HONEY」を4月26日〜5月6日に開催します。
■展示会タイトル
DIRT AND HONEY ■期間:ゴールデン期間中
4/26~5/6 ■場所
〒150-0001 東京都渋谷区29 東京都渋谷区神宮前6-29-3 KY BLDG. B1F ※東京メトロ明治神宮前駅の7番出口を出て右MILKBOYの地下。
明治神宮前駅から156m
VIXEN PRODUCTS
12:00~19:00
ラストオーダー18:30
電話03-6419-7798
アーティスト名 … mimi
■Profile
ドイツ文学とロックミュージック、夢にインスパイアを受けアーティスト活動を始める。
家から出るのが嫌いなmimiは買い物をほぼネット通販で行い、本を読みゲームをして自身の身の回りを大好きなキャラクターに囲まれ引きこもって暮らしていたがある時アメリカのポップ・シュルレアリスム運動を知った事をきっかけに絵を描く事を思い立つ。彼女は自身の周りに溜まったamazonの段ボール箱の切れ端を支持体に使い独学で絵を描き始める。
特徴として90年代のグランジ、オルタナティブロックに共通する若者の抱える鬱屈さと彼女の作り出したキュートなキャラクターが陰鬱でありながらもどこかポップな空気感を描き出している。
2019年4月に初個展、アパレルブランドコラボレーションを開催。
上智大学 ドイツ文学専攻、ドイツ・ロマン主義を研究卒業 ■statement “ワーグナーの毒”という言葉があります。ドイツロマン主義時代を代表する作曲家 リヒャルト・ワーグナーの作る曲には、人を狂わせるほどの中毒性があるということです。 ワーグナーに限らず、ロマン主義の芸術作品には中毒性、陶酔作用のあるものが多いです。有名なのは『グリム童話集』などの民話やホフマン、フケーなどの幻想譚。私自身、魔術や妖精の夢物語に心酔してドイツロマン主義研究を選択しました。 ところがどうでしょう、学ぶにつれ見えてきた当時の時代背景は、なんとも過酷なものでした。荒廃した日常から逃避するため、当時の人々は文字通り”夢中”になれるものが必要だったわけですね。 性格の暗さと対人恐怖のために日常を脅かされていた私は、ロマン主義にシンパシーを感じずにはいられませんでした。次第に、読書だけではなく自分でも何か表現してみたくなり、絵の中に自分の逃避先をつくろうと思ったのが、絵の具と筆を手にとったきっかけです。 ドイツロマン主義はその退廃性からやがて批判され、終息に向かいます。しかし、やはり私は夢想なしで生活するのは困難です。現実/夢を行ったり来たりしながら、今日までなんとか生き延びてきました。たとえ生活が困難になろうとも、夢想を手放すことはできないのではないかと私は思います。
とてもよいので皆さん是非お越しください!!