Way of Life vol.1 佐藤久実(レーシングドライバー)×田中杏子スペシャルトーク | Numero TOKYO
Culture / Post

Way of Life vol.1 佐藤久実(レーシングドライバー)×田中杏子スペシャルトーク

車を持つ女性のライフスタイルに迫るスペシャルトーク企画「Way of Life」。女性レーサーとして第一線で活躍し、現在も24時間耐久レースへの出場やモータージャーナリストとしても幅広く活動する佐藤久実を迎え、小誌編集長・田中杏子とトークを展開。大人のオンナのたしなみについて、幅広いトピックで盛り上がりました。第一弾では、現在の仕事と出合ったきっかけや、それぞれの仕事の魅力についてお聞きします。
──お2人が車、ファッションの業界に出合ったきっかけは?
田中杏子(以下A)「佐藤さんがレースの世界に入る最初のきっかけは、自動車部に勧誘されたことなんですよね?」
佐藤久実(以下K)「自動車部でやってたラリーって、1台に4人乗って、地図を見ながらいかに正確に目的地に着くということを競う競技なんです。ですからスピード競技とは全然違う世界だったんですよね」
A「女子大生というと免許は取ったばかりでした?」
K「そうなんです。免許取り立てで車に乗るのが楽しかったんですよね。当時はトヨタのソアラが流行っていて、女子大生になりたての私もそういう車に憧れていたんです。いざ自動車部に入ってみたら、つなぎを着て整備をしたり、かなり泥臭い活動でした」
A「そこからどうやってレースの世界に入ったんですか?」
【今の職業を選んだワケとは?】

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