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Fashion Post

ACTIONS for the FUTURE Vol.1 COACH×REBIRTH PROJECT

コーチ×リバース・プロジェクト
廃材を利用してアートピースとファニチャーを作成

 
1941年、ニューヨーク・マンハッタンのロフトにある小さな工房としてスタートしたコーチ。野球グローブの持つ豊かな質感と深みのある輝きにインスピレーションを受けた創業者と熟練した技を持つ皮革職人によるハンドバッグ第一号が誕生して以来、品質・耐久性・機能性・スタイルを兼ね備えた製品を絶え間なく送り出し、世界中で愛されている。そんなコーチが、俳優・映画監督の伊勢谷友介率いるリバース・プロジェクトとのコラボレーション・プロジェクトを発表。NYの工房で眠っていた廃材や未使用素材がいま、アートピースやファニチャーとして生まれ変わる。

エクスクルーシヴなコラボレーション
 
コーチのニューヨークの工房から出た廃材や未使用素材をアートピースやファニチャーにリサイクルするこのコラボレーションでは、リバース・プロジェクト代表の伊勢谷友介監修のもと、アートディレクターの藤元明によって、アートピース「トーラス ノット」と、レザースツール、ベンチが制作された。
藤元は「トーラス ノット」の幾何学的な結び目円環構造こそが多様化されたサステナビリティの象徴と考え、7つのパーツを全く同じ形で構成し余剰レザーでラッピング、さらにコーチのアイコニックなターンロックとブラスチューブで繋いだ。コーチを代表するハードウェアであるターンロックとは、かつてコンバーティブルカーのルーフトップを留めるために使われていた金具に着想を得たもので、まさに新たな目的を与えられた素材の“再生”が表現されている。
なお、「トーラス ノット」はウェブサイトを通して東北復興に役立つ寄贈先を募集、またファニチャーは後日オークションにかけられ、売り上げの全額が震災被災者のためのアートプログラム「ARTS for HOPE」へ寄付される。
 

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Text:Misho Matsue

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