部屋に馴染む、ドローアラインのおしゃれ突っ張り棒|私たちのモノ語り #003 | Numero TOKYO
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部屋に馴染む、ドローアラインのおしゃれ突っ張り棒|私たちのモノ語り #003

私の休日ルーティンは、サブスクで映画やドラマ、YouTubeで推しの動画を観ること。その相棒となっているのがプロジェクターなんですが、プロジェクターをベスポジに置けるスペースもなく悩んでいたところに出合ったのがドローアラインの突っ張り棒。 突っ張り棒と言えば便利だけど生活感があっておしゃれじゃないんだよな〜と思った方も多いのでは? なんとこの突っ張り棒はプラスチックではなくマットな質感と真鍮のネジで高級感がありインテリアとして成立しちゃうんです。 というのも、ドローアラインは突っ張り棒のトップメーカーである平安伸銅工業とクリエイティブユニットTENTがコラボして誕生したもの。暮らしを豊かにする「一本の線」として再定義したアイテムで、数々のデザイン賞も受賞しています。 まず私がチョイスしたのは縦型の突っ張り棒。少し重いですがネジをキュキュッと回すだけでしっかりと固定できるので女性ひとりでも簡単に取り付けられました。固定方法も突っ張り方式のため壁に穴を開ける必要がなく、部屋を傷つけずにちょっとしたスペースを活用できます。

オプションパーツが多いのも魅力的。用途に合わせて自由にカスタマイズができるので、私はプロジェクターを乗せるプレートとソファーを照らしてくれるライトをセレクト。

正直なくても困りませんが、プロジェクターを出すたびに高さを合わせるための箱を積み重ねたり、暗闇の中で漫画を読むことがなくなり、生活の質がぐっと向上しました。休日はぐーたらと動画を観るか漫画を読むかしかしない私をおしゃれに肯定してくれます。

購入して約一年経ちましたが、私的2021年買って良かったものに見事ランクイン! 次はグリーンを飾るのにフックかトレイを追加しようかなと考えながら、今年もドローアラインを相棒にインドアのプロを極めていきたいと思います。

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Profile

梶山史織Shiori Kajiyamaファッション・エディター。服飾専門学校卒業後、ニューヨーク留学を経て2018年『Numero TOKYO』に参加。田中杏子に師事し、主にファッションページを担当。ダンスとミュージカル、お笑いなどのエンターテイメント全般への愛が深め。最近は高校生ぶりにKpopブームが再熱し、推しの動画を見漁るのが毎晩のルーティーン。韓国語勉強もひっそりとスタート。最年少スタッフとして、一人前のエディターを目指すべく、先輩の背中を見て日々猛進中。永遠のミューズは「オーシャンズ8」のケイト・ブランシェット。

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