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Fashion Editor's Post

43歳のエヴァがトップを飾った「Bottega Veneta」

エディトリアル・ディレクター 軍地彩弓が、2017-18秋冬ミラノコレクションをレポート!

「ボッテガヴェネタ(Bottega Veneta)」のショーは、クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーが作り上げる美しいシルエットに、ただただため息。「このシルエットはプレシャスなショルダーラインを描くところから始まった」とトーマスが語るように、上質だけど凛と美しいバランスの鍵は全てこの肩から。今回からメンズコレクションも合同に。女性と男性。

何故今まで別に開催していたんだろうと思うほど、両方があるからこそ伝わるブランドの世界観。レディスモデルのヘアスタイルもマニッシュで中性的で素晴らしかったです。そして、女性からも美しい男性モデルを見られるのは嬉しいポイントなんです。ブレラ美術館の回廊で、美しい世界に浸りました。これぞトーマスマジックですね。

ショーのトップを飾ったのはモデルのエヴァ・ハーツィゴヴァ。現役の彼女はかつて90年代にスーパーモデルとして活躍。現在43歳です。

「ボッテガヴェネタ」のショーには、年齢も体型も国籍も、そして今回は男性も女性もあらゆるタイプのモデルが登場しました。

43歳のエヴァのように、マチュアな(成熟した)美しさも、若いモデルの美しさも同じ価値として捉えられいる。そこにトーマスが作る服のフィロソフィーを感じます。

特にラストのドレス達。ゴールド一色のドレスはまるで女神のように美しかった。ブレラの回廊の強い光に包まれて、私の前を通り過ぎ、後ろ姿に逆光を纏いながら。ラグジュアリーとはこういった、空気感に宿っている。

Sayumi Gunjiさん(@sayumi7)がシェアした投稿 – 2017 2月 26 12:00午前 PST

本物とは何か、そう思わせるコレクションでした。

Bottega Veneta
HP/www.bottegaveneta.com
Instagram/@bottegaveneta

Profile

軍地彩弓(Sayumi Gunji)エディトリアル・ディレクター。大学在学中よりフリーランスライターとしてキャリアをスタート。卒業後は雑誌『ViVi』でファッションライターとして活躍し、創刊から在籍していた『GLAMOROUS』のファッションディレクターに就任。2008年に現コンデナスト・ジャパンにて新雑誌創刊に尽力した後、『VOGUE girl』の創刊と運営に携わる。2014年、株式会社gumi-gumiを設立し同年7月より『Numero TOKYO』に参加。ドラマ「ファーストクラス」のファッション監修など幅広く活躍。

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