緒形 龍のメンズビューティログ vol.2 3つの感覚で楽しめる!? 「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの香りの植物図鑑」
豊かな毎日にするために、セルフケアはマスト。モデル・俳優として活躍し、自身の肌管理やフレグランス、インナーケアなど、日々ビューティに気を使う緒形 龍(おがた りょう)の連載企画。人生を豊かにしてくれる、ビューティスポットをメンズの視点でご紹介! 第2回は、メンズにもおすすめの「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」代官山本店にお邪魔しました。
皆さんこんにちは! 暑い日々が続きますが体調お変わりないですか? 僕は夏バテ対策で塩飴を持参するようにして、思い出した時に舐めるようにしています。こまめな水分補給を忘れずにしてくださいね。
今回は、新たに「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの香りの植物図鑑」が発売されたということで、代官山本店へお邪魔してきました。前回の「スリー」に引き続き、リアルに愛用している大好きなブランドの一つです! パリ発で、約200年もの歴史があり、日本はここ代官山本店が2017年にオープン。何度か訪れていますが、毎回新鮮な気持ちで美しい建物、内装に驚き、そして自然とエレガントな気持ちになれるお気に入りの場所です。
写真の右側が、創業当時の19世紀のパリの薬局、左側が現代の東京をイメージした作りになっています。境目は日本の伝統的な技法「金継ぎ」で繋がれており、パリと日本、そして時代もワープできるような空間。約900種類の商品が並び、国内では最も品揃えが多いそうです。
そして、今回僕が普段から愛用している菜園の香りのコレクション「レ・ジャルダン・フランセ」の誕生1周年を記念し、「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーの香りの植物図鑑」が発売されました。トマトやにんじん、ミントなど「レ・ジャルダン・フランセ」コレクションで使用されている野菜、香草が紹介されたこの図鑑、なんと香りも楽しむことができちゃうのです! 思わず、どういうこと!?と言ってしまいました(笑)。全12種類の植物やお花を、視覚と嗅覚、触覚の3つの感覚で楽しむことができます。
植物のイラストを擦ると、指から香りが広がります。インクに組み込まれたビーズが弾けて香るそうです。ひとつひとつの香りが忠実に再現されていて、感動しました。僕は特にビーツの香りが好きで、土っぽさと、ビーツの柔らかく甘い香りがふんわりと鼻に伝わってきます。
「レ・ジャルダン・フランセ」コレクションの6種の香りがセットになった「ラ・シゼーヌ・パルフュメ」と香りの植物図鑑をセットで、ギフトとして贈るのがおすすめ。インテリアとして置いてもセンス抜群で可愛いですよね。
最近は毎日のようにつけているのですが、必ずと言っていいほど「どこの香水?」と聞かれるのが「ベトラーヴ・ディラク・エ・リュバーブ・デジプト」。土の香りに、ビーツの酸味とルバーブの甘さが絶妙に調和されていて、主張が激しくなく、お花畑を通った時の鼻にすーっと抜けるような優しい香り。自分自身もとっても癒されます。
「ビュリー」の香水は、アルコールやエタノールを一切使用しない水性香水で、お肌にも優しく、香りが繊細。個人的には、“つける”というより“身に纏う”という言葉がピッタリだなと思います。繊細で、豊かな香りが長時間持続します。
そして「ビュリー」の醍醐味の1つが、カリグラフィー。ここの店舗では香りの植物図鑑を購入すると、図鑑の1ページ目に好きな言葉や名前を書いてくださるそうです。僕は、フランス語で美しさを意味する「Beauté」と入れてもらいました。図鑑を開いた時、そしてここを訪れたときに感じた、美しく癒される香りの空間、ひとつひとつ丁寧で言葉に愛がある店員さんを表現してこの「Beauté」という言葉を選びました。
ギフトとして贈る際は、大切な人をイメージした言葉や名前を入れてもらうのも素敵です。
香水やオイルなどのイメージが強かったのですが、スキンケアアイテムもかなり充実しています。その中で気になった商品が、クレンジングウォーター。
僕自身、敏感肌なのですがゴシゴシ洗顔をしてしまうとバリア機能を低下してしまうので、クレンジングウォーターを使うことで、優しく洗浄し、保湿力をバランスよく与えてくれるそうです。今の季節にもさっぱりしておすすめ。クレイなど、ほかにも気になるアイテムがたくさんあったので、スキンケアアイテムも試していきたいです。
今回のスタイリングは自然をイメージしたグリーンのワイドなパンツと、シンプルなTシャツを合わせました!
以前から好きだった「ビュリー」で、改めて歴史や想いを聞かせていただき、とにかくブランドの皆さんが愛と誇りを持ってらっしゃるなと思いました。何に対しても、その人たち、そのモノ、そのブランドが持っているストーリー、背景を知ることは大切ですね。
何事にも興味を持ち続けることが必要と感じると同時に、学ぶことの楽しさを改めて感じました。これからも色々なことに対して、勉強し続けます。
また、日本の伝統的な茶室をイメージした純和風の京都店、みなとみらいの赤レンガ倉庫からインスパイアを受けた横浜店など……店舗によってカラーが大きく異なる国内の店舗を全制覇してみたいと思います! それではまた!
オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 代官山本店
住所/東京都渋谷区恵比寿西1-25-9
電話/03-6712-7694
営業時間/11:00〜20:00
公式サイト/www.buly1803.jp/
Text:Ryo Ogata Edit:Saki Tanaka