RIKACO×野沢和香が考える自分らしさ
「女の本音、キレイの本当」vol.7
TVや雑誌で活躍する一方で、オーガニックをテーマにした『be my self』のプロデュースなど、活動が多岐にわたるRIKACO。彼女がホストとして毎回、“自分軸で輝く”それぞれの分野のスペシャリストをゲストに迎えるトーク連載。
自然と触れ合う野外ヨガ
N「クラス以外にも、大きいイベントとして“海ヨガ”をやったりするのですが、青空の下で呼吸するのは解放的で本当に気持ちいいんです」
R「外に出た時の気持ち良さはまた違うね。でも意外と外って、芝生の上でもデコボコしてたりやりずらい環境だよね(笑)」
N「外でのヨガって一見美しい光景なんだけど、実は過酷なんです(笑)。そばで子どもが走り回っていたり、風が吹いてマットが飛んで行ったり、突然横に軽トラが止まったりいろんなトラブルがある。ただ、スタジオの集中できる環境とは違って、そんなトラブルもユーモアだと思える、自然と笑顔になれるようなパワーが外にはあるんです。太陽に向かってする太陽礼拝なんかは、気持ちがすっと入って、ありがとう太陽!って感謝の気持ちとエネルギーが湧いてくる。だからスタジオと野外の両方トライしてほしいなって思います」
R「私がハワイのビーチでよく見かけるのは、サンセットの時間に10人くらいで丸くなって30分くらいただただ瞑想しているクラス。周りは泳いでいる人もいればお散歩している人もいてざわついているのに、ずっと瞑想しているの(笑)。その日の感謝や明日の自分を考えているのかなと思うと素敵だよね。ヨガだけじゃなくてサーフィンやゴルフにも言えるけど、自然と自分の“一体化”って過酷なのよ全部。その環境の中で状況に応じていかなきゃいけない自分っていうのも、また学びなんだと思う」
N「自分ではどうしようもない、変えられないものが自然の中にはあって、それに合わせて楽しんでいかなきゃいけないっていう(笑)」
R「人生ってうまくいかないよね、こんなんだよねってひらきなおれる(笑)。道端に咲いているお花が綺麗だなとか、今なら湿気の多さを感じたりとか(笑)、そうやって季節の変化を感じることだけで気がつくこともある」
N「発見と言えば、ハワイのヌアヌパリ展望台の風の谷が面白くて。昔そこで戦いがあって、敵を追い詰めて谷に落としたんだけど、風がすごすぎて舞い上がってきちゃったっていうのを聞いて! それで行ったら、ギャグみたいに風が強くて、風呂敷とか持って行ったら飛べるんじゃないかってくらいすごいの(笑)! そこは何にも考えずに大興奮で自然の力を感じました」
R「自然と触れ合えるちょっとした時間を大切にしたいよね。うちには犬がいるからお散歩してあげなくちゃいけないけど、外に出る機会を増やしてくれていてありがたいなって思う。夜の散歩のときににプラスして嬉しいのは、本当は夜道なんか怖くないのに『ちょっと怖いから付き合って』って下の息子に付き合ってもらうこと(笑)。もう少し経ったら大学生になって家からいなくなっちゃうから、一緒に過ごす時間を持ちたなって。たわいもない犬のお散歩と、それに付き合ってくれた息子のスケボ姿を見て、こういう日常がいいなって思える瞬間。忙しいと家族の時間を作るのがなかなか難しいから貴重だよね。あとバタバタしていると、健康管理がおろそかになって、食べるのも忘れちゃったりとか」
N「私も。すごく最近それを考えていて」
R「冷えない努力をしているのに冷えるものを食べていたりだとか、忙しいってやっぱりよくないよね(笑)」
N「忙しくてもそういう管理をできるようになることが目標です!」