RIKACO × エリカ・アンギャルが考える美しさの秘訣！「女の本音、キレイの本当」vol.5

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E「週３〜４回、トランポリンやストレッチポールを使って体をほぐします。トランポリンがない人は、ジャンプするだけでもリンパを流すことができるからやってみるといいですよ。リンパは心臓みたいにポンプがないから、自分で流してあげることが重要」

R「運動以外にも、健康を保つために必要なことはある？」

E「とにかく睡眠をとることと、もうひとつ、これは私が特に大切にしていることですが、毎日頑張っている自分へのご褒美。ストレス解消のためにも必要で、エステやマッサージで自分を癒してあげる。それはわがままではなく、自分への投資だと考えています。私は機械を使った施術より、リンパを流すようなメニューが好きなんです。南青山にある『フォルマチカ』の池田千華子さんは、私が信頼しているおすすめのエステティシャン。フェイシャルを専門に、ボディや気功もできる本当に素晴らしい先生なんです」

R「食や栄養に関して専門的に学んでいらっしゃるだけですごいと思うのに、ストレスを溜めない工夫や健康的な生活リズムはご自身で努力されていますよね。それって簡単なようでそうじゃないと思うんです。女性として尊敬する。自然にストレスフリーにはなってくれないから、自分自身で解消してあげなきゃいけないって私も思ってる」

E「朝起きてからの15分、リラクゼーションの音楽をかけるのも日課。ストレスホルモンが増えると良くないことのひとつが、それによる性ホルモン（エストロゲン、テストスロモン、プロゲステロン）の減少。副交感神経のスイッチをオンにしてストレスホルモンの数値を下げるためにも、意識してリラックスしないと危険なんです」

R「以前DHEA（デヒドロエピアンドロステロン）を調べてもらったら、私もすごく数値が低くてびっくりしました。ストレスって、自覚がなくても溜まっているんだなって」

E「ストレスって怖いんです…。RIKACOさんみたいにいつもハッピーなオーラの人でも、気づかないうちに抱えているから。ストレスを調整するために“コルチゾール・スチール”と呼ばれる現象が起きるんだけど、それがPMS（生理前症候群）の原因だったりするんです」

R「ストレス解消といえば、お風呂もいいよね。私はバスソルトが大好きで、日本製の無香料のものを自分のブランドで作ってたりもします。気分に合わせて香りを選んだアロマエッセンスを垂らすと、リラックス効果も抜群。朝はシャワーですか？」

E「はい。シャワーの前には必ずドライスキンブラシで、心臓から外側に向かってブラッシングします。血行を良くして冷え性にも効きますし、リンパも流れる。腕や脚、お尻が少し赤くなるくらいにブラッシングしたら、オイルを塗ります」

R「シャワーの前にオイルを塗るのは珍しいですね。私はいつもシャワーの後。理由は？」

E「乾燥を防ぐのはもちろん、シャワーに含まれる塩素を吸収させないようにして肌を守る役目も果たしてくれます。お風呂はストレス解消できる大切な場所ですね。あとは何より、ストレスを溜めないために自分のアクセルとブレーキをうまくコントロールすること。それができていたら困らないんですが（笑）」

R「１日24時間ある中の朝30分をウォーキングにあてたり、定期的にジムに通うには時間を作らなくちゃいけないけど、その時間を自分のために費やす努力を続けていたら、体調面でも自分を保っていけますね」

E「フェラーリやランボルギーニのような高級車を持っていたら、きっとみんな丁寧に扱うと思うんです。高いガソリンを入れてメンテナンスにも出して。だから自分の体を世界にひとつの高級車だと思って大切にしてほしいです」

R「そうやって自分をいたわって守っていける女性が増えるといいですね。はじめは毎朝白湯にレモンを入れて飲んだり、音楽を聞いたり簡単なことからはじめたらいいと思う。それにはまず、自分のことを好きにならなくちゃ。はじめから自分のことを好きだなんて言える人は少ないと思うけど、それなら好きなところを増やせば良いよね。種を土の中に入れても水がなければ花は咲かないように、その水を自分自身でまいてあげるの。そういう小さな努力の積み重ねで、きれいな花は咲くんじゃないかな」