どこまでも旬の食材に寄り添って。逗子「Ohanaya」 | Numero TOKYO
Life / Food

どこまでも旬の食材に寄り添って。逗子「Ohanaya」

都心から1〜2時間で、明らかに時間の流れ方が変わる海のそばの街へ。フレッシュな海の幸を使ったおいしい料理とピースフルな笑顔を求めて。(「ヌメロ・トウキョウ」2019年6月号掲載)

活け〆し、鮮度が高いうちにハーブなどでマリネしたイカをグリルして、三浦産からし菜や生のマッシュルームと和えた「城ヶ島産アオリイカのグリル」¥1,800。ワインは「オーストラリアのビーチ近くでサヴァニャンを使って作られた“がぶ飲みワイン”。逗子飲みにぴったりですよ」とサービス担当の廣田俊己さん。
活け〆し、鮮度が高いうちにハーブなどでマリネしたイカをグリルして、三浦産からし菜や生のマッシュルームと和えた「城ヶ島産アオリイカのグリル」¥1,800。ワインは「オーストラリアのビーチ近くでサヴァニャンを使って作られた“がぶ飲みワイン”。逗子飲みにぴったりですよ」とサービス担当の廣田俊己さん。
自由が丘から逗子へ移転して1年。早くも地元客がひっきりなしに訪れる人気ワインバーに。スタッフはみんな逗子近辺の出身。「より地元に根ざしていきたいという気持ちから越してきましたが、食材を新鮮なうちに調理できるのが何よりうれしいですね」と折田幸久オーナーシェフ。コンセプトは“三浦半島を感じる自然派ワインに合う料理”。 小坪産イトヨリダイのリングイネや長井産イナダのフリットとパクチーのサラダといったラインナップは、飾り立てないシンプルなものばかり。それだけに丁寧な下ごしらえやピシッと決まった味付けなど、プロの仕事が冴える。

OHANAYA

住所/神奈川県逗子市逗子6-5-1 WHITE & GREY1F
TEL/0468-90-6320
営業時間/16:30~23:00
不定休
URL/ohanando.com/

海のそば、海ごはん

Photos:Satoko Imazu Slelection&Text:Shiori Fujii

Profile

藤井志織Shiori Fujii 編集者、ライター。雑誌や書籍、Webで活動。フードやインテリアなど、ライフスタイルにまつわる仕事が多い。担当書籍に、草場妙子著『TODAY’S MAKE- UP 今日のメイクは?』、石井佳苗著『LOVE CUSTOMIZER』、重信初江著『昔ながらのおかず』などがある。

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