パリコレレポートの第二弾は、二人のデザイナーのカワイイファンタジックな世界を紹介します。
まず、私の最悪な体調とは裏腹に、二日目の夜に行われたハッピーなムード満載のオランピア・ルタンのショウ。
サロン的な邸宅にて開催されました。入り口で、かわいい少女がお出迎え。続いて、私好みのシロクマの剥製。
渡されたクッキーを手に、招待状に書かれた音楽家の名のついた部屋へ。
私はモーツァルトでした。部屋の家具にところどころディスプレーされたコレクションを宝探し感覚で発見しつつ、ショウのスタートを待つこと、10分。(ギリギリなんとか駆け込みセーフ)
いよいよショウのスタートです。いい意味で、近所のかわいこちゃん的なモデルたちが次々と踊りながら、登場です。
最後に、オランピア・ルタンと、彼女の妹クレオ・ルタン(小誌4月号に登場してます!!)のフォトコール!
そして、ところ変わって、翌日のシャーロット・オリンピアの展示会。
いちいち私の体調はというと、、前夜に薬を飲み、猛烈に汗をかき、何もかもなげうって寝たらなんかちょっとよくなった感じです。
さて、話を展示会に戻すと、昨夜のデジャブですか?というぐらいそこに広がるファンタジーの世界。
入口には、階段を這う、不気味なほどのロン毛。シュールです。
おなじみの星座シリーズから。私は蟹座なんで、一応、激写。乙女座のほうがメデゥーサっぽくて素敵。
おとぎの世界は、あかずきんちゃんに、眠り姫に、シンデレラにどんどん続いていきます。
森の切り株やら、時計やら、キノコやら、物語に登場するものが靴やバッグなどに落とし込まれていて、
なかなかウィットに富んでおります。
ちょっと休憩ルームには、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家。
しかも、本当にビスケットの甘い香りの漂う家です。本気です。
ディスプレーもかわいい世界が詰まってます。ペタンコオオカミと赤ずきんちゃんがいたり…。
最後は、かわいらしい、ご自身もお姫様のような、シャーロット・オリンピアさんの登場。
そして、ホテルに戻り、マジマジとふたりのOlympiaからもらったお土産のクッキーを見ると、
二人の世界の共通項を感じずにはいられませんでした。
どっちもかわいい世界観を見事に演出していました。でもどこかちょっぴりシュールな部分もあって、、
コレクションはもちろん、会場選び、ディスプレーやお土産ひとつにも、ブランドの個性や感性があって、楽しいです。