常滑焼き物アート三昧。 | Numero TOKYO editor
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常滑焼き物アート三昧。

2月の三連休のうち、2日間だけ、つかの間の休暇で、愛知県に遠征してきた。

しかも、何を血迷ったかバスでゆっくりと。

明け方まで仕事をし、その足で寝ずに朝っぱらのバスに乗り込む。

隣のおじさんのポマードの香りがきつくはありましたが、どこでも寝られる特性を生かし集中爆睡。

その後、名古屋でバスを下車、名鉄で常滑まで。

常滑は焼き物の街と知られ、のぼり窯や、工房が残っている風情のある町並みが印象的であります。

なかなかレトロな町歩きができるのです。

駅前には、渋〜い旅館が。残念ながら、もう取り壊されてしまうのだとか。

巨大招き猫が出迎えてくれます。

 

猫にちなんでいろんな作品ありました。

タイルも渋っい。

今回の目的地、INAXライブミュージアムという世界のタイル博物館などを含む体験型ミュージアムで

開催されている、大竹伸朗さんの「焼憶」展のオープニングに参戦すること。

ライブミュージアム内の建物。

で、大竹さんの作品はいずこかというと、

案内板が。こちらもINAXなだけに、タイルです。

部屋の中に入ると、黄金色に輝く便器が装着された巨大なスクラップブック型の作品が。

黄金の便器「ニューシャネル」は、背表紙に。表紙は、カラフル転写タイルがびっちり。

裏に回ると、でっかい板みたいなタイル?が何ページもありました。

作品の解説や、大竹さんのバイオグラフィもタイルに焼き付けるという徹底ぶりはなかなかのもの。

そして、ぼ〜んと、作品からなんだか奇妙な音が聞こえてきます。

まさかの、便器の中からの音。

大竹さんの作品には、音はなくてはならないといえます。

ボアダムスの山塚アイさんとパズルパンクスなるユニットを組んだりしてますし。

先頃、大竹さんの新ユニット「2」のアルバムも発売されました。奇妙な音というか作られた雑音というか、

音楽というよりは、音も大竹さん的なコラージュの世界なのでしょう。

こちらがそのアルバム。

そして、ミュージアムショップで必ず買ってほしいのは、全65種のタイルコレクション。

予算の都合で、残念ながら、4枚しか購入できませんでした。

リッチな大人は、是非スペシャルボックス入りのコンプリート版をおすすめます。確か、、90000円也!!

バッチリ大竹さんにサインしてもらいました感動。

あと、ニュータイルのロゴTシャツもありますよ。前述のCDも。

大竹作品を観賞後は、世界のタイル博物館や館内施設をいろいろ見てまわると楽しい。

そして、INAXといえば、やはり、便器でしょうということで…

素敵な柄の男性用の便器。お揃い柄の陶器スリッパ(足のせ?)

殿のトイレ

便器の団体。便器だけど、素敵です。

常滑という街は発見があって散歩のしがいのある街でした。名古屋から、さっくり40分くらいです。

6月まで大竹さんの作品は展示されてますので、是非オススメです。

 

 

 

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