モードなNumero読者の皆さま、悪羅悪羅系というジャンルをご存知でしょうか?
いかにも悪そ~な字面、「オラオラ」と読みます。
そんな悪羅系女子にも今回の「東京カルチャーランド」特集に登場していただきました!
ストリートの女の子事情といえば、小誌「tokyo girls」連載でもお馴染み、
米原康正さんに聞くしかない、と、まずは事務所で打ち合わせ。
やっぱきゃりーぱみゅぱみゅちゃんは外せないですよねぇ~という話をしつつ、
でも今の本当のマスってここだよ、と差し出されたのが悪羅悪羅(オラオラ)系雑誌「SOUL JAPAN」の姉妹誌「SOUL SISTER」(ミリオン出版刊)。
ファションとしては、スカル、ブラック、セットアップ、アニマル柄などなど、イカツイ系。
そしてタトゥーではなく和彫り。外車ではなく国産車。
昔のヤンキーテイストもありつつ、オシャレ度アップでみんなカワイイ。
この悪羅系というのがいまの東京都下~地方の実態らしい。
そんなわけで、読者モデルのくーみんを紹介していただき、編集部から往復4時間の取材撮影に行って参りました。
そして、くーみんと400ccの愛車とご対面。
予想以上に重い・・・大きい・・・。
一部解体しつつ、大人の男性2人がかりでやっとロケバスに乗せて撮影現場に移動。
そして素敵なロケ地を発見!
ここはLAですか!?と疑いたくなるほどパーフェクトなモーテル!!というかラブホ!
電線と線路が正真正銘の埼玉であることを物語っています。
2時間のロケバス小旅行の疲れも吹き飛び、米原さんもノリノリで撮影。
撮影後はくーみんオススメのラーメン屋でランチを。
怖かったらどうしよう!と会う前はドキドキでしたが、とても礼儀正しく可愛らしい子でした♡
長旅のロケバスで米原さんともずーっと話していたことは、 コギャル、カリスマ店員、age嬢、青文字系…ストリート発のトレンドはいろいろあったけれど、結局はどれも大人のお金儲けに使われて消費されちゃったよね、ということ。
でもこの悪羅系は非常に使いにくい。きゃりーちゃんもしかり。
そのあたりは是非米原さんの誌面インタビューでじっくり読んでいただきたいです。
確かに悪羅系は今までとちょっと違って、物理的にこのブランドやコレを持っているというよりも、”和彫りで気合いみせる”といったような精神的なジャンルなのかな、とも。
とりあえず、男ウケ無視!という点ではモードと一致のようです