直島銭湯「I ♥ 湯」取材後記 | Numero TOKYO editor
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直島銭湯「I ♥ 湯」取材後記

現在発売中の小誌10月号で紹介している、アーティスト大竹伸朗さんが手掛けた直島銭湯「I♥湯」。7月25日、オープン前日のレセプション出席も兼ねて取材してきました。あの建物には、あまりにもいろんなところに見所があり宝探し的に楽しめるんで、誌面紹介しているのはごく一部です。ということで、掲載しきれなかった、はみ出し三面記事、私的直島銭湯「I♥湯」レポート。

 

 

 

タイル・ギャラリー

タイルがいちいちウケます。私が取材の合間に撮り集めたタイル写真コレクションを公開。インタビューでもタイルの文字にはかなりこだわったと、大竹さんもおっしゃってますが、エロを間接的に(ときに直接的に、ときにギャグに)匂わせる、連想ゲームのような言葉遊びの面白さがあります。

 

必死で雨の中激写しています(私)が、まさかっこんなところに、というタイルには、

ぴったりのフレーズ「信じられぬ世界」

 

 

「……」

 

 

アリ地獄的な「砂の女」とか、アントニオーニの「砂丘」かな?

 

 

まいっちんぐマチコ先生のような、どちらかというと、

私は週間少年漫画の青春群像的なエッチを思い起こされます。

 

 

サボテン→メキシコ→覆面レスラーなのか……。

 

 

 

洗面台には、「恋は」奥には、「色」。どの文字をどこに配して、どの順番に並べるかを、ああでもないこうでもない、と大竹さんは考えたのかな?などど想像します。

 

 

番外編。ビール缶、これ本当だから。

 

 

人面金魚。

 

 

便器もすごいんです。トイレの今はあまり見かけない、この床のタイルも。

 

 

天井まで見逃せません。

 

 

 

番外編。

天井のガラスから光が差し込んで、キレイ。

でも映画の光景のような感じでキレイです。湯船の奥の温室には、エマニュエル夫人の椅子です。(残念ながらすわれません)

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