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椿オイルでボディケア。

先日、都心とは思えないほどゆったりした時間の流れる一軒家にて、大島で手作りされている「生の椿油」を使ったフルボディトリートメントをしていただきました。

 

     

 

肌馴染みがよい椿オイルをキャリアオイルとして、好みの精油をセレクト。

椿オイルというと、少し重めのテクスチャーを想像していたのですが、数滴で背中全体のトリートメントができるほど伸びがよいのにはビックリ。

初めに「どうぞリラックスしてお休みになってくださいね」と優しく声をかけていただいていたのですが、「リラクゼーションではなく治療の域ですね」と、急遽がっつり凝りほぐしのマッサージに・・・。

さすが元有名ホテルのエステティシャン。リラックスじゃもう足りないんです。的確な判断と腕前に感動しました。

残念なのが、まだこのサロンは準備段階だそう。オープンしたら絶対オススメしたいのに!

マッサージを終え、体もかなり楽になって全身しっとりモチモチ肌に! でも余分なオイルを拭き取ったりシャワーを浴びたりする必要もありません。

椿油は人間の皮脂と良く似たオレイン酸が多く含まれているため、特に肌馴染みが良いのです 笑顔

だけどスキンケアやキャリアオイルとしてあまり浸透していないのが実情。

そのわけは、椿油の臭い、べた付き、そしてそれを取り除く過程にあるようです。

スキンケア用にオイルを抽出するには、椿の種子を圧縮して油を搾ったあと、使いやすいように椿油の独特の臭いや不純物を取り除き、テクスチャーも良くする必要があります。

そのためには、熱と圧力で効率よく濾過していくのが一般的。

でも高熱を加えることで、体に悪影響を及ぼすトランス型脂肪酸が生まれてしまうのだとか!

トランス型脂肪酸は、欧米では使用を禁止する国もあるほど。

最近は日本でもダイエットの大敵として認識が広まっているソレです。

でもこの日使用した「生の椿油」は、加熱しないで時間をかけてゆっくり濾過をした「生」のオイル。

 

 

椿油の高保湿成分がそのまま。テクスチャーもさらさらでもちろん無臭です 笑う

良質なものは大量生産が難しいのが常。

でも本当に良いものを使うと体も肌も確実に変わります。

それでも自分でオイルマッサージ、なんて正直やってられないので、オススメなのが入浴後のぬれた体にそのままオイルを塗る横着ボディケア!

伸びも良く、ぐんぐん肌に馴染みます。残った水分を軽くバスタオルで拭き取るだけ。

お風呂上がりの水分の蒸発も防げるそうですよ~ ウィンク

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