Burberry × Googleが発表した「バーバリー・キス」が話題ですね。メッセージとともに、メールで「キスマーク」が送信できるサービス。
動画でも表現されているように、唇の認識の仕方が斬新です。スマートフォンの画面に直接キスする(もしくはPCのwebカメラで唇を撮影してもOK)。大好きなあの人を想い浮かべながら、iPhoneの画面にくちづけを… ガラスにキスということで、片山恭一さんの小説を原作にした映画『世界の中心で、愛をさけぶ』を思い出してしまいました。森山未來さん演じるサクが、長澤まさみさん演じる亜紀の入院する病院で、婚約届けを取り出すあのシーン。「結婚しよう」と、ガラス越しに交わす誓いのキス。10代の頃の私には衝撃的でした。
愛情表現として象徴的なキスという行為。それをデジタルの世界に落とし込んで、デジタルでしかコンタクトをとれない相手にも送ることができる「バーバリー・キス」。いまどのくらいのキスマークが空を飛んでいるのでしょうか。公式サイトからキスマーク付きメッセージを送信すると、相手に届くまでの経路がGoogle Earth、Street Viewと連動した3Dアニメーションで楽しめるというのが、Googleさんさすがです。バーバリー ビューティのリップカラーから好きな色を選んでキスマークをペイントできるのも一興。
ちなみに私は(自分のiPhoneの清潔さに不信感があったので)webカメラで挑戦しました。なのですが、“あれ”でもいいのかしら、とちょっと気になって試してみたら、できましたよ。
サランラップ越しw
OKみたいなので、試してみては。
Kisses.Burberry.com
「フォルクスワーゲン・スマイレージ」もそうですが、GoogleのArt, Copy & Codeはからは目が離せません。広告はどう変わって行くの?という次の展開も気になりますが、これらの裏側にいるテクノロジー男子たちが、想像しただけでかっこよくて、とっても気になります。