水平線の彼方に。 | Numero TOKYO editor
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水平線の彼方に。

オアフ島南東部に、ひと際大きな山があります。ダイアモンドヘッドを抜け、さらに下って行くと突然現れる山。半年前に初めて見た時、その山の大きく雄大な姿に驚き、そしてさらには「この山に後で登るよ!」という理解不可解な友人のプランに、言葉を失っていた私。アスリートたちが真剣にトレーニングすることで有名な山、、私みたいな、ちょろい運動しかしない素人には、かなりハードコアな場所。

いざ、登ってみると以外にこなせる感じ。登頂した瞬間に迎えてくれる、心地よい風と登った人にしか見られない美しい景色が 、このトレッキングのご褒美なのです。

今年の12月24日のクリスマスイブに3度目の挑戦。 この山には一本の階段と線路があり、ひた~すら頂上まで修行のように歩くのです。途中、高度の関係で体内の酸素が薄くなり、かなり心拍数があったりも。すれ違う人たちが投げかけてくれる「Merry Christmas☆」が、なんだか嬉しい!

映画『Stand by Me』に出てくるような線路が途中にあり、なんでも昔、さとうきびを運ぶ列車が通っていたとか。90度とも言える急斜面での加速度は一体??

下りはちょうどサンセット。太陽が目の前で静かに沈み、この上なく美しい景色です。

ドライブ途中に偶然見つけた別のトレッキングコース。ハワイというより、ヨーロッパの冬の海を想起させるような景色。霧雨が降っていたため、水平線から偶然に、大きな虹が出迎えてくれました。分ごとに表情を変える地平線、ずっと見ていたいほど美しい。
try hard and work hard to see the new horizon for coming new year.
wishing you a wonderful 2010☆

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