香りと映像。 | Numero TOKYO editor
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香りと映像。

現在、香水特集のリサーチ中です。

海外で流れているフレグランスの秀作CMをいくつかご紹介。

Chanelの「No5」は映画「アメリ」のコンビ、ジュネ監督とオドレイ・トゥトゥ。美しいショートフィルムに仕上っています。恋したら、No5をつけたくなるような映像です。

イヴ・サンローランの新香水「PARISIENNE」には、ケイト・モスが登場。パリのピンクがかった朝焼けの空の下に現れるイヴニングガウンを着たケイト。ミステリアス、だけれどとて柔らかな光と空気に包まれたサンローラン・ウーマンを演じています。

ゲランの香水「IDYLLE(イディール)」は、以前にもブログで書いた新人女優のノラを起用。

日本でもテレビCMが流れているDiorの「J’adore」は、美しすぎるシャーリーズ・セロン。ちなみにこの香水の日本語の意味は、「好きで好きでたまらない!」みたいな強いメッセージがあります。服を一枚一枚、脱ぎ捨てて、最後に残るのシャーリーズの鍛えられたらものすごくキレイな肉体が印象的。

映像を見てから香りを嗅ぐと、また違った香水の楽しみ方ができますよ。香りという抽象を、一人の女性にその世界観を集約させた香水CMは、桁外れの完成度の高さ、アート性を味わえます。

 

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