もうだいぶ前のことですが、来日中のDick Page(世界的に有名なMakeupアーティスト)が代々木上原の旧オフィスへ遊びに来てくださることになりました。「巨匠がぶらりとオフィスに~~?!」と緊張しつつも、貧乏性の私は図々しく2時間ほど、インタビューも決行(小誌14号にて掲載)。
で。。。インタビューの後、なんとディックが直々にメイクしてくださいました。編集者になってヨカッタ~☆「何色のメイクが嫌い?」と聞かれたので「ピンク」と答えたら、ピンクのメイクをしてくれました。イギリス人らしいです:))ねっ、目元もチークもピンクです。
目元はリップやらアイシャドウやらアイライナーやら。。。。
あらゆるアイテムを手の甲にブレンドして、なんとも言えなく美しい、深くツヤあるブルーグレイを作り上げ、目の際のラインとインラインに使用しました。
淡いパステル調のアイシャドウを塗るときに、これって応用できますよね!
インサイドを深みのある色で締めることで、特に日本人の場合、黒目が強調されて顔に立体感が生まれます。
それから、チークの入れ方も必見! 写真をよ~く見ていただきたいのですが、チークがやや「端っこ寄り」になっていると思いませんか?
ディックは目の横あたりから頬の中心にかけて、顔部分のやや際のほうにチークを入れてくれました。
目元のピンクとチークのピンクに「繋がり」ができ、柔らかい色を使っているのに、シャープに見えるのですよ。さすが~、ディックです!
8月1日に発売されるディック監修による「ザ・メーキャップ」の秋の新色は、まさに私にしてくれたピンクカラー! (ナルシソ・ロドリゲスのバックステージでも、こちらのアイカラーは大活躍しておりました)絶妙なパール感で、どの色とっても美しい。私は右下のピンクを目元とチークに使用しています。もちろんアイライナーは、深い深いインディゴブルーできっちり締めて!