白い器のスーパースター。 | Numero TOKYO editor
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白い器のスーパースター。

5年前に一人暮らしを始めてすぐ、ALESSIの大小さまざまな白い食器を買い揃えました。

アンティークの食器や漆との相性も抜群で、洋服のコーディネイトをするように、

質感や色の異なるテーブルウェアをミックスして、食卓のセッティングが楽しめます。

なによりもざっくと盛るだけで、どんな料理も美味しそうに見える!

4月28日発売の6月号にて、「白い器のあるアートな生活」の撮影時に

「欲しい~!」と思ったのが、若手陶芸家・青木良太さんの白い器。

(ちなみに器を見た瞬間、盛りたい料理が3品思い浮かんだら、一生付き合える器だそう)

青木さんの作品の特徴は、洋食器のようなsleekなフォルムに、

少し黄味を帯びたハーフマットな質感。

そこにはシンプルで強いデザイン性とモダンな感覚が宿っています。

週末にあきる野市の「燈々庵」にて個展が開催されました。

ファッションデザイナーをしていただけあり、とてもお洒落な青木さん。

ピアスは自前の作です。見えますか?

青木さんの作品は「男の子」と「女の子」があります。フランス語みたいですね。

こちらの器は女の子。これは陶芸を始めた初期の作品だそう。

桃山時代の抹茶茶碗みたい。青木さんは漫画『へうげもの』ファンです(笑)。

片口も女の子でしょうか~?

そしてこちらは、「ジュエリー」という名の土の中から

シルバーがキラキラと輝く美しい花器。

会場であった「燈々庵」は、江戸時代の旧家を土蔵を改装した、

懐石料理が楽しめる食処。歴史を感じさせる門や、しだれ桜を愛でるお庭も素晴かった!

日本の器は今、世界から「アート」として注目され、工芸の垣根を越えてコレクトされています。

青木さんも注目される若手スター。

来年春には、小山登美夫ギャラリーにてインスタレーションを予定。

器からオブジェへ。。。若くフレッシュなエネルギーで、陶芸がアートの扉を開きます。

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