LAで訪れた『Chateau Marmont』がとても良かったので、NYの滞在でも同系列の『The Standard』ホテルを選択した。NYには『The Standard East Village NYC』と『The Standard High Line NYC』の2軒があるが、今回宿泊したのは『The Standard High Line NYC』。
ちなみにスタンダード・ホテルのオーナーはAndre Balazs(アンドレ・バラス)という方で、ユマ・サーマンやコートニー・ラブの元カレと言った方が分かり易いかもしれない。ACEホテルのオーナーであるAlex Calderwood(アレックス・カルダーウッド)氏も、彼との出会いが大きな転機になったと話すほど『ええ感じ』の方であるらしい。ボクも三年以内には会ってみたいなあ。だれかー。
『The Standard High Line NYC』は、リノベーションホテルとして人気を得ていたスタンダード・ホテルが初めて手掛けた新築物件だけあって、先ず特筆すべきは外観。廃線になったハイライン(高架鉄道)を跨ぐ様にホテルがそびえ立っている。上部に重心をおき、すごく危う気にハイラインを通す姿は何かを彷彿させるなと思ったら、バーバパパだった号泣
その想像力の乏しさはさておき、パパはNYでも人気スポットであるMeatpacking District(ミートパッキング)に位置し、中でも人気スポットのハイラインを跨いでそびえ立っている。つまりパパは「人気スポットの中の人気スポットの中の人気ホテル」と言うことになる。更に言い換えるとパパは「男の中の男の中の男」ということに、、むむ、ちがうな、パパは「男の中の男の中のホテル」と言うことになる。あれ、ならないか。とりあえず書いてみたけど全然ならない気がしてきた。なんかごめんなさい。
それはさておき、さておくのが本エントリー内で二回目なのもさておき、今回滞在したのはパパの中でも『HUDSON-STUDIO』という人気の部屋。部屋まで案内してくれたスタッフも「ボクもこのタイプの部屋が一番好きなんだー」と言っていた。ちなみに彼はTOKYOが大好きで「サムライチャンプルーの音楽を手掛けるNujabes氏の大ファン」らしい。そんなマニアックな嘘は誰もつかないと思うのでホントだと思う。
内装はと言えば、個人的にはあまり好きではないミッドセンチュリー風にも関わらず、バランスが良くとても心地よかった。そしてなんと、部屋のド真ん中にバスタブがある。部屋の三面をガラスに囲まれている作りも相俟ってある意味ハドソン川を一望できる露天風呂。オープン当時は「外から丸見え」なことも話題になった様だが、入ってみるととても気分がいい。あまりにも気分がいいのでバスタブで『集英社文庫 コミック版 ベルサイユのばら』の2巻と3巻を一気に読んでしまった。ちなみに重要な事をお伝えすると、3巻ではまだアンドレは死んでいない。
しかもこのバスタブ、何かを彷彿させるなと思ったら、またバーバパパだった号泣
The Standard High Line NYC
住所 :848 Washington at 13th Street, New York 10014
TEL :(212) 645-4646
FAX :(212) 645-5656
Web :http://standardhotels.com/high-line
by NKYMN
Photography NKYMN w/OLYMPUS OM-D E-M5
このエントリーは同様の内容で『dre55ing.jp』にも掲載されています。
http://dre55ing.jp/2920