
オリヴィア・ワイルドが、「世界で最も美しい女性」に選ばれたことについて、複雑な心境を明かした。2009年にマキシム誌が選ぶ「世界で最も美しい女性100人(Hot100)」のリストで1位に輝いたが、現在はそれを「世界で最もクソみたいなこと」と表現している。
ポッドキャスト『Call Her Daddy』に出演した際、オリヴィアは当時の心境を説明した。
「広報担当から電話があって、『あなたが1位、受け入れる?』と言われたのを覚えている。世界で一番クソみたいなことだって分かっていたけど、高校時代から周囲に馴染めなかった自分、美の基準に決して合致しないと感じていた自分、あらゆる面で居心地が悪くて間違っていると感じていた自分、そんな私の心が『本当に?私を欲しがっているの?』と反応していた」
オリヴィアは、自身の価値が「気まぐれで主観的な美の定義に完全に依存している」という考えに違和感を覚えたと認めつつ、この評価が自身の女優としてのキャリアに役立ったことを認めた。「おかげで次々と役をもらえた。それがキャスティングにつながった。自分自身がその『自己客体化』に加担していることについては、責任を持たなければならないけどね」
一方、オリヴィアは監督業について「解放感あふれる経験」だと明かしている。2019年に映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で監督デビューを果たした際、他者の期待に依存する俳優業とは異なり、自身のアイデアや直感で動ける主体性と確かな独立の感覚を味わえたと語った。

