アカデミー賞受賞作品『ブルータリスト』の作曲家も来日! 「MODE」が6月に3公演を開催 | Numero TOKYO
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アカデミー賞受賞作品『ブルータリスト』の作曲家も来日! 「MODE」が6月に3公演を開催

過去には坂本龍一がキュレーションを手がけたことで知られ、先鋭的な表現を追求し続けるアーティストたちを招聘してきたアートプラットフォーム「MODE」が、2026年6月に都内で3つのプログラムを開催する。

6月29日(月)公演に出演するアーティストたち。左上から時計回りに灰野敬二、ダニエル・ブランバーグ、伶楽舎、エレン・アークブロ。
6月29日(月)公演に出演するアーティストたち。左上から時計回りに灰野敬二、ダニエル・ブランバーグ、伶楽舎、エレン・アークブロ。

(参考)坂本龍一に捧ぐ。ロンドン発、実験音楽イベント「MODE」東京に上陸

まず注目したいのは、6月29日(月)に赤坂の草月ホールで行われる、ダニエル・ブランバーグと灰野敬二による世界初演のコラボレーションだ。ダニエル・ブランバーグは、A24配給の映画『ブルータリスト』の劇伴でアカデミー賞作曲賞を受賞し、いま世界中から熱い視線を集める音楽家。対する灰野敬二は、2026年の第70回ヴェネツィア国際現代音楽祭で生涯功労金獅子賞の受賞が決定している、日本の前衛音楽シーンの象徴的存在だ。

ロンドンのライブ会場で灰野の演奏に衝撃を受けたというブランバーグ。常に変化を追求する両者がステージ上でどのような化学反応を起こすのか期待したい。

また同日のプログラムでは、持続音を探求する作曲家エレン・アークブロと、雅楽演奏グループ伶楽舎の篳篥(ひちりき)奏者たちによる新作も世界初演として披露される。リードオルガンと和楽器の音色が交わる、ほかにない響きを体験できるだろう。

6月30日(火)の公演で演奏するシャルルマーニュ・パレスタイン(上)と、客演を務めるジム・オルークと石橋英子によるデュオ(下)。
6月30日(火)の公演で演奏するシャルルマーニュ・パレスタイン(上)と、客演を務めるジム・オルークと石橋英子によるデュオ(下)。

続く6月30日(火)の草月ホール公演では、約14年ぶりの来日となる巨匠シャルルマーニュ・パレスタインが出演。ぬいぐるみを使った独自の空間演出や、パイプオルガン、ピアノを駆使した持続音楽で知られる彼が、どのようなパフォーマンスを展開するのかは見逃せない。客演には、彼に敬意を示してきたジム・オルークと石橋英子のデュオが登場し、深遠な音響世界を展開する。

6月6日(土)公演で初来日を果たすmoin(上)と人力のポリリズムが高く評価されるリズムアンサンブル goat。
6月6日(土)公演で初来日を果たすmoin(上)と人力のポリリズムが高く評価されるリズムアンサンブル goat。

さらに、これらの草月ホール公演に先駆けて、6月6日(土)には恵比寿のLIQUIDROOMで第一弾プログラムが開催。ここでは、ヴァレンティーナ・マガレッティらが率いるポストパンク・プロジェクトのmoinが待望の初来日を果たす。共演には大阪を拠点とし、人力で紡ぎ出される精巧なポリリズムで国内外から高い評価を得るリズムアンサンブルgoatが登場する。

ここでしか生まれない実験的なサウンドが鳴り響く初夏のパフォーマンス、ぜひお見逃しなく。

※掲載情報は5月29日時点のものです。開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

MODE 2026 プログラム概要
Moin/goat
日時/2026年6月6日(土)
場所/LIQUIDROOM
住所/東京都渋谷区東3-16-6
時間/17:30開場、18:30開演
料金/8,000円(スタンディング・ドリンクチャージ別)

Keiji Haino & Daniel Blumberg / Ellen Arkbro & Reigakusha
日時/2026年6月29日(月)
場所/草月ホール
住所/東京都港区赤坂7-2-21
時間/18:15開場、19:00開演
料金/自由席 8,000円

Charlemagne Palestine / Jim O’Rourke & Eiko Ishibashi
日時/2026年6月30日(火)

場所/草月ホール
住所/東京都港区赤坂7-2-21
時間/18:15開場、19:00開演
料金/8,000円

URL/mode.exchange/

Text:Sora Kagawa

 

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