マイリー・サイラス、アーティストとしての「孤独」を語る | Numero TOKYO
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マイリー・サイラス、アーティストとしての「孤独」を語る

©Bang Media International
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マイリー・サイラスは、アーティストにとってツアーが、とても孤独で負担の大きい経験だと明かした。カントリー歌手の父ビリー・レイ・サイラスと共にツアーバスで育ったマイリーだが、子どもの頃は「自然なこと」のように感じていたものの、それが自分自身の生活そのものになると感覚は変わったという。

マイリーはハリウッド・リポーターのポッドキャストで、「小さい頃は遊び場みたいだったのに、後になって戦場みたいに感じるようになった」と振り返る。「ツアーが身体にどれだけ負担をかけるかが分かる。肉体的にも精神的にも。とても孤独なの。何千人もの人を前にしているのに、夜にはツアーバスに戻って自分だけ。その落差が本当に大きいのよ」と語った。

さらに「それが私の当たり前だったから安心感はあったわ。でも、それが父の仕事ではなく自分の仕事になるとまったく別物なの」と続けた。

またマイリーは、子役時代に出演していたディズニー・チャンネルの番組『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』での過密スケジュールについても言及した。「学校は1日4時間。普通の子が7時間半学校に行って、遊んだり、ランチしたり、友達と過ごしたりする時間があるでしょう。でも私たちにはその余白がほとんどなかった」と説明。「月曜から金曜まで毎日ほぼ12時間働いて、週末は『マイリー・サイラス』としてパフォーマンスしていたの。両方を同時に築きたかったから」と当時を振り返った。

Photo: Bangshowbiz

 

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