
リンダ・エヴァンジェリスタは美容整形に失敗したことで、今も鏡に映る自分が見れないという。2016年に受けた非外科的な脂肪冷却の痩せ治療によって「外見が永久に損なわれた」としてクールスカルプティング社に5000万ドル(約72億円)の損害賠償を求める裁判を起こしていたリンダ、2021年に美容整形失敗を告白後、自分自身を好きになることさえも困難になりセラピーを受けていたそうだ。
リンダはハーパーズ・バザー誌にこう話す。「セラピーを受けないと鏡に映る自分が好きになれなくてね。未だに鏡は見ない。自分自身を愛せず好きになれなかったから自分の姿を見たくなかったけど、それについては取り組んでいるわ。欠点も含めて自分の何もかもを好きになれるところまで行きたい。自分を愛そうとしている」
ちなみに今でもボトックス注射は受けているものの、自分らしくないとしてヒアルロン酸フィラーは溶解したそうだ。
2018年に乳がんと診断され切除術を受けたリンダだが、その際に残った傷や肺の虚脱といった過去の手術の跡に関しては平気だという。「両乳房切除術を受けたけど平気。とても小さなインプラントを入れてね。摘出したものをcc単位で入れたの。肺の手術もしたし、ケロイドもできた。胸部チューブや帝王切開の跡もある。手術はたくさんしたわ。でも大丈夫。私は勝ったの。ここにいる。勝ったのよ」
フランソワ=アンリ・ピノーとの間に18歳の息子を持つリンダは苦悩の末に辿り着いた現在の心境についてこう語ってもいた。「どんな年の取り方でも構わない。ただ年齢を重ねたい。優雅でなくて構わない。ただ本当に死にたくはない。やりたいことがたくさんあるもの。やっと自分にもあらゆることにも慣れてきた。今私はそれを楽しみたい」「おばあちゃんになりたいわ。今すぐじゃなくていいけどね」「やるべきことをやる。戦うわ、それしか方法がないもの。私はまだ終わっていない」